意外と知られていませんが、実はまぶたも重要な要因になるのです。
腫れぼったかったり、厚くて硬かったり、または皮膚が伸びてきて目を開けにくい状態のまぶたの人は要注意です。
このような人の場合、目を開いた状態を維持するために、交感神経を緊張させる必要があります。
それによっては、頭痛、肩凝り、冷え性、不眠、イライラ、腰痛、便秘、まぶしさ、ドライアイ、 顎がく 関節痛、 鬱うつ などの症状が出やすくなります。
これらも、毛根周囲の血流を低下させ、薄毛を促進する可能性があります。
といっても、まぶたの特徴はほとんどが生まれつきであります。
交感神経の過緊張によって生じる症状に慣れているため、普段はあまり苦にしていないようですが、ここに落とし穴があるのです。
このような人は、加齢とともに皮膚が伸びてくることで、さらにおでこの筋肉を使って眉毛を持ち上げないと視野を確保するのが辛くなりがちです。
そうなると、さらに毛根の血流は悪化しますし、自然に改善することはありません。
中には、加齢と共にまぶたが持ち上がりにくくなる「 眼瞼(がんけん)下垂症」を起こしている可能性もあります。
これは緩んでしまったまぶたを開くための筋肉を本来あるべき位置に戻す、「眼瞼下垂症手術」で回復します。
このような症状に悩んでいる方は、生活の質の向上に加えて薄毛予防のためにも治療を考えることをおすすめします。
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