自己免疫疾患
これを食べると免疫がつく!や、免疫力が落ちていると風邪をひきやすい!という言葉をよく耳にしますが、そもそも「免疫」とは何かご存知でしょうか?
免疫という漢字を別々にすると分かりやすいです。
免…免れる(まぬがれる)
疫…えき(病気や伝染病)
免疫力というのは、病気や伝染病から免れる力のこと。
血液中の白血球は、体の中に入ってきた菌やウィルスを攻撃し撃退する力があります。
この力が弱っている時=免疫が落ちている=風邪をひきやすい。と言われているのです。
しかし、自己免疫疾患の場合は少し違います。
自己免疫疾患は、体の免疫機能が故障して異常に作用している状態。
体内に入ってきた菌ではなく、自分の体の一部さえも「病原菌だ!排除しなきゃ!」と勘違いしてしまうのです。
そのため、髪を育てる土台である毛根を体が病原菌と判断して排除しようとする。
これによって抜け毛の症状が起きてしまうのが自己免疫疾患による脱毛症。
赤ちゃんや子供が円形脱毛症になるのは自己免疫疾患によることが多いと言われております。
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