マイクロスコープで判断できる頭皮の状態は、大きく3つに分類されます。
健康な頭皮
マイクロスコープで確認すると頭皮の「肌」をしっかり確認できます。
健康な頭皮は、キメが整って肌色に見えます。
しかし健康的でない頭皮は、赤みが無く青白く透き通ったように見えるのです。
健康的な頭皮とは皮脂と水分のバランスが整っている状態で、このような状態が最も健康的な頭皮と言えるでしょう。
脂性肌
毛穴が詰まり、頭皮の油分(皮脂)が多く分泌されている状態を意味します。
皮脂が多く分泌されると頭皮のバリアー機能が低下し、過剰に分泌された皮脂が真菌など常在菌の異常繁殖を抑制する効果があります。
このような場合の対策としては、ケトコナゾールという成分が含まれたシャンプーが良いと言われています。
乾燥肌
乾燥によって油分が酸化し、角質化することでマイクロスコープで覗くと毛穴がクレーターのようにデコボコして見えます。
頭皮の水分不足から肌のキメが荒れ、毛穴の周りが角質化してしまいます。
また白く見えるのも特徴の一つ。
原因はズバリ「水分不足」です。
このような場合は、刺激の強いシャンプーを使用しないことが重要です。
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