朝食を摂ることは大切って、どうして?
朝食を食べるという『行動』と、食べることで胃や内臓にもある『体内時計に働きかける』という点からもさらに覚醒を促し、体内リズムを整えるという大切な意味があります。
同時に、朝食時に必須アミノ酸の『トリプトファン』を含む食べ物を食べることで、セロトニンの生成を促せます。
セロトニンは、興奮を鎮めたり抗うつ作用があると言われている脳内物質。
不足すると自律神経の乱れやストレス過多、うつ症状などさまざまな症状を引き起こすことで知られています。
このセロトニンの原料になるのが『トリプトファン』ですが、これは体内で作ることができないので、食べ物から摂るしかないのです。
朝食をしっかりと食べてセロトニンの原料を体内に増やしましょう!!
トリプトファンは大豆製品(豆腐、納豆、味噌、しょうゆなど)、バナナ、乳製品、カツオ・マグロや魚卵(たらこ、すじこなど)、牛や豚などの赤身肉やレバーに多く含まれているとのこと。
和食なら「味噌汁と納豆にご飯」、洋食なら「ヨーグルトやバナナにパン」と、和洋どちらでも朝食を食べておけば、自然にセロトニンの原料を体内に入れることが可能というわけ。
さらに朝、起床後に太陽光を浴びることで、体内時計のリセットとセロトニンをスムーズに分泌できるようになるので、体内リズムを整え、精神面での安定、睡眠の質の向上など健康面に配慮できます。
ストレスを感じがちな時こそ、起床後は意識して太陽光を浴び、『トリプトファン』を多く含む朝食を食べて一日をスタートさせることが大切!!
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