肝臓は“沈黙の臓器”とも呼ばれています。
肝臓には神経が通っていないため、ダメージを受けても痛みや自覚症状がないまま症状が悪化・進行し、気づいた時には手遅れとなることもあります。
肝臓はアンモニアやアルコールなどの有害物質を分解し解毒する作用がある他、脂肪の消化・吸収を助けるなど、生命維持のために重要な働きをしています。
大切な肝機能を修復する・守るためには、生活習慣に配慮し、規則正しい食生活を心掛けることが重要です。
肝臓には、ビタミンを蓄える働きがあります。
肝臓の機能が低下するとビタミンの貯蔵能力が落ちてしまうため、食事などから十分にビタミンを補給することが大切です。
特に、下記ビタミンを摂取しましょう!
〇ビタミンA・・・うなぎ、レバー
〇ビタミンB1・・・ブロッコリー
〇ビタミンB12・・・ごま、魚介類 、きのこ類
〇ビタミンC・・・豚肉、玄米、ピーナッツ
〇ビタミンE・・・牡蠣、チーズ、卵
その他、もやし・しじみ・味噌などにも肝機能を修復する栄養素が豊富に含まれています。
肝機能を健康に保つことで、全身の倦怠感や疲労感が解消する場合があります。
逆に、慢性的な疲労や倦怠感がある場合は、肝機能に支障を来している可能性があります。
沈黙の臓器が悲鳴を上げ始める前に、積極的に健診を行いましょう。
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