AGA治療にとって欠かせないお薬である“ミノキシジル”
今回の記事では、ミノキシジルの効果について詳しくお話をしていきます。
ミノキシジルはご存知の方も多いお薬ですが、一言でいうと“発毛薬”になります。
AGA治療では、症状が進行して抜け続ける髪の毛を止めるだけではなく、発毛にも働きかける必要があります。
抜け毛予防薬であるフィナステリドやスピロノラクトンを服用すると、通常よりも早いサイクルで抜けていた髪の毛を抜けずに維持させることができるようになるため、一定の発毛効果が見られる場合がありますが、それはあくまでも維持させているだけ。
髪の毛を増やして、地肌の露出を軽減させるためには、ミノキシジルの発毛効果を使って髪の毛を増やしていく必要があります。
ミノキシジルを服用することで、血管が広がり血流を良くすることができます。
血液に乗って運ばれた栄養素が、髪の毛の根元にある毛母細胞の分裂を活性化させたり、タンパク質の合成を促進させたりすることによって、髪の毛が生えてくるというメカニズムです。
フィナステリドやスピロノラクトンで抜け毛を予防し、抜けない様に毛包に留まらせた髪の毛に、ミノキシジルの作用で運ばれた髪の毛の成長に必要な栄養素が効果的に重なり、発毛を期待することができます。
ミノキシジルを服用してから1ヶ月ほど経過すると、初期脱毛が起こります。
病気になって弱っている髪の毛が、ミノキシジルの効果で発毛しようとしている髪の毛によって押し出されるように抜けるためです。
ミノキシジルの発毛効果が見られるのは早い方で治療開始3ヶ月頃、治療開始半年頃までには、発毛効果を実感されている方がほとんどとなります。
コメント