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夏の自律神経失調症

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隠れ夏バテにより、自律神経が乱れると睡眠の質が下がり睡眠負債が増えていく事になります。

そのため、日中の強い眠気や集中力が低下するという症状が現れ始めるのです。

自律神経が一度乱れると、回復までに時間を要します。

自律神経は体温調整をはじめ、身体の生命活動で大切な役割をしています。

そのまま放置していることで、自律神経の疲労により体調が大きく崩れてしまうこともあります。

暑い夏の日に無理して外出をする、室内と室外で温度差の激しい場所を行き来する、強い紫外線に当たり続けるなどの行為には特に注意が必要です。

さらに、汗をかくためにと暑いお風呂やシャワーを浴びる方がいますが、運動などを含め大量の汗をかくことで自立神経が乱れて快眠を得にくくなり、かえって疲れがたまる原因を自ら作り出してしまう原因にもなります。

逆に体を冷やそうと、冷たい飲み物や食べ物ばかり食べていると、胃腸に負担がかかり余計に疲れてしまう可能性も。

1日の中で何度も気温差に体内環境を適応させなければならないと交感神経と副交感神経の切り替えが上手くできず自律神経がまさに“夏バテ”を起こしてしまうのです。

暑い夏の日には無理に動いたり、暑さに体を適応させようとせず、快適な温度の中でゆっくりと過ごす事が大切になります。

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