男性ホルモンのメインであるテストステロンは様々な原因によって減少します。
代表的な原因は加齢です。
テストステロンの分泌は、20代をピークに緩やかに減少していきます。
筋トレをしても、年齢によって見た目や筋力に差がついてしまう原因は、テストステロンの分泌量が関係しているといわれているほどです。
その為、テストステロンの減少による様々な症状も緩やかに出現します。
2つ目の原因は、ストレスによるものです。
テストステロンは、年代を問わず環境変化や人間関係によるストレスが原因で急激に減少する場合があります。
人がストレスを感じると、体内で抗ストレスホルモンである“コルチゾール”が分泌されることで、ストレスから身体を守ろうとする働きが機能し始めますが、コルチゾールが過剰に分泌され続けるとコルチゾールの製造元である副腎が疲弊します。
すると、副腎で製造されるDHEAというテストステロンの元となるホルモンが製造されにくくなります。
よって、ストレスは結果的にテストステロンの減少の原因となるのです。
3つ目の原因は食生活です。
菜食主義の方や食生活が乱れている方、偏食傾向にある方では、テストステロンを作る機能が低下するため、テストステロンが減少すると考えられています。
他にも、肥満によってテストステロンを分泌する脳の機能が低下すると、テストステロンの分泌が減少するともいわれています。
コメント