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うつ病とは

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うつ病とは、分かりやすく表現すると脳のエネルギーが欠乏した状態のことを指し、それによって憂鬱な気分や、食欲・睡眠欲・性欲などのさまざまな意欲の低下といった心理状態が続くだけではなく、疲れやすい・体がだるいといったさまざまな身体的自覚症状を伴うこともある、気分障害の一つです。

気分障害は、うつ病性障害と双極性障害(躁うつ病)に分けられます。

うつ病の患者数は近年増加傾向にあり、国内ではおおよそ96万人にのぼると報告されています。

また、別の統計では16人に1人が生きている間に一度はうつ病を経験しているとの報告もあります。

うつ病は決して珍しいことではなく、どなたにとっても身近な病気であることがお分かりいただけると思います。

うつ病の症状は、日常で日々感じるような一時的な気分の落ち込みや悲しみとは全く異なります。

言葉では表現しようがないほど辛く沈んだ気分、興味や喜びなどの感情の喪失感が一日中、そしてほぼ毎日続くようになります。

上記のような症状が長引くことで、仕事や日常生活に支障をきたすようになり、どうしようもなくなってしまうような状態、これがうつ病なのです。

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