医療情報

血圧による体への影響

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この記事では、高血圧や低血圧が体にどのような影響を与えるかを解説していきます。

・高血圧の場合

高血圧の原因となるものは、遺伝や加齢の他、塩分やアルコールの過剰摂取、運動不足、肥満、喫煙などが原因となっています。

高血圧の状態が続くと、血管には内側から常に高い圧力がかかっている状態になるため、血管が破壊される可能性も当然高くなります。

血液の中には様々な物質が含まれているため、血液が血管を流れる時にはその物質が血管に付着し、血管の内側はだんだん狭くなっていきます。

それが元となり、脳出血や脳梗塞・心筋梗塞などの血管が細くなり詰まってしまうことにより起こる病気を発症しやすくなるのです。

さらに高血圧によって全身の血管が細くなると、心臓の中に溜まっている血液が全身に送られづらくなってしまい、最終的には心不全などの病気をもたらすこともあります。。

・低血圧の場合

血圧が低いからといって良いことばかりではありません。

体がだるいあるいは、朝起きづらいなどの症状は低血圧による体の不調の場合があります。

低血圧は原因不明の場合もありますが、心理的な影響や自律神経失調症などの自律神経障害、糖尿病やパーキンソン病、薬の服用によるものが原因となることがあります。

日本では低血圧の基準値が明確に定められているわけではありませんが、一般的に最高血圧が100mmHg未満のことを低血圧と見なす場合が多いように思います。

低血圧になると、体が疲れやすい、手足が冷たくなる、立ちくらみやめまい、息切れなどの症状が起こりやすくなります。

体が低血圧に慣れている場合、自覚症状がない方もいます。

低血圧の場合には、急に起きたり立ち上がることを控え、ゆっくり体制を変えるなど、めまいや立ちくらみを起こさないための工夫が大切となります。

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