産後鬱の症状は出産が落ち着き、女性が一人で子育てに奮闘する時期になると発症する場合があります。
以下のような症状が現れ、気持ちの切り替えが難しくなる場合、そして最低2週間以上症状が継続した場合に診断が下される場合があります。
・気分が沈む
・涙もろくなる
・疲労感が続く
・無気力感に襲われる
・育児や家事に集中できない
・自分を責めるようになる
・物忘れが多くなる
・判断力の低下
・話し方や動作の変化
・死にたいと思うようになる
以上の症状が現れた場合、産後鬱を発症している場合があります。
産後鬱は、
・過去に鬱病にかかったことがある
・家族にうつ病になった人がいる
・周囲との関係が気薄
・経済上の不安がある
などの理由から、育児の不安やストレスの発散ができず、一人で悩みを抱え込む場合に発症しやすくなります。
産後鬱は自分で気づけない場合も多いため、治療のチャンスを逃すと、症状が悪化していくこともあります。
出産したばかりの奥様やご友人の様子がおかしい、最近元気がないように感じるなどの場合は、しばらく様子を見てみるのではなく、話を聞いて上げながら寄り添い、献身的に支えていくことが大切です。
コメント