高カリウム血症が重症化すると、不整脈が起こることがあります。
またカリウム濃度が極めて高くなると、心臓が止まることもあります。
軽度の高カリウム血症は、ほとんど症状を引き起こすことはありません。
血液中のカリウム濃度が基準値以上になり、上昇するうちに徐々に幾つかの症状を引き起こすようになります。
高カリウム血症の主な症状は下記の通りです。
・悪心
・嘔吐
・痺れ感
・知覚過敏
・脱力感
・不整脈
カリウムは多すぎても少なすぎても体に不調を来たすようになります。
症状が被るものもあるため見分けが付きづらいのが厄介ですが、低カリウム血症の主な症状は下記の通りです。
・筋力低下
・筋肉痛
・悪心
・嘔吐
・便秘
・痙攣
・自律神経失調
・筋肉痙攣
・不整脈
・麻痺性腸閉塞
カリウムは普通の食事をとっていて欠乏してしまうことはまずありません。
しかし、高カリウム血の原因にはカリウムを多く含む食品のとりすぎや、腎臓のカリウム排泄障害など、知らず知らずのうちに体内にカリウムが蓄積してしまうことはあります。
浮腫やスタイルを気にして、カリウム製品ばかりを口にする、健康診断や血液検査をしばらく受けていないという方は注意が必要です。
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