睡眠不足は心身に様々な支障をきたします。
場合によっては忙しくてなかなか睡眠がとれないこともありますが、その際は睡眠の質を高めることで体内時計の調整ができます。
まずは睡眠不足によるさまざまな支障を紹介します。
【ストレス】
充分に睡眠ができないことで、ストレスに弱くなりいつも以上にストレスを感じやすくなります。これはコルチゾールというホルモンが関係します。コルチゾールは睡眠時に分泌されるホルモンです。睡眠不足により過剰に分泌されると脳内の働きが低下し、ストレスに弱くなるのです。
【集中力の低下】
睡眠不足だと日中に睡魔に襲われるようになり集中力が維持できなくなることで、仕事でのミスが起きやすくなります。
【免疫力の低下】
睡眠時には成長ホルモンが分泌されることで、傷ついた組織を修復し免疫機能を維持しますが、睡眠不足により免疫機能を維持できなくなり、ウィルスに感染しやすくなると風邪などの症状を引き起こしやすくなります。
【体重の増加】
睡眠不足だと、グレリンという食欲を増進させるホルモンが多く分泌され、レプチンという食欲を抑えるホルモンの分泌量が減ることで、食欲が抑えられなくなり体重が増加することがあります
【肌荒れ】
ターンオーバー(肌表面の角質が生まれ変わること)が活性化するのは睡眠中の為、睡眠不足になる事で正常なターンオーバーが出来ず古い角質が剥がれなくなり、肌荒れの原因になります。
【精神が不安定に】
睡眠不足によって精神的に不安定になってしまうメカニズムは、まだ解明はされていないものの、不安感を招くことは明らかになっています。重症化するとうつ病の原因にもなります。
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