梅流しとは

食生活

梅流しとは、大根の煮汁に梅干しを加えた物を食べることで、腸内に溜まった便や宿便を排出しようとする食事療法のことです。

梅流しの前に断食を行うとより効果が高まると言われていますが、一日一食を梅流しに置き換えるだけでも十分に効果が期待できるといわれています。

大根にも梅干しにも、便秘解消に有効な成分が豊富に含まれていることが分かっています。

そもそも大根には、便を柔らかくする水分をはじめ、便のカサを増す食物繊維、胃腸の働きを助ける消化酵素、善玉菌を増やすビタミンCが含まれており、便秘解消に効果が期待できる食材として知られています。

さらに梅干しには、酸味成分であるクエン酸が腸の働きを阻害する悪玉菌の増殖を抑える作用や、腸を刺激し便を排出させるぜんどう運動を促す働きがあります。

つまり、この2つを同時に食べることで、便秘解消の相乗効果が得られると考えられているのです。

食材も手に入りやすく、作る手順も簡単な梅流しは、忙しい現代人にとって簡単に試すことのできる食事療法だといえます。

宿便は、便秘によって腸内に長期間滞在している便のことをいいます。

どんな人でも3〜5キロは腸内に宿便が溜まっているといわれており、便秘体質の人はそれ以上に体内に便が蓄積されていることになります。

次回の記事では、梅流しのレシピについてご紹介致します。

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