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サウナで体に起こること

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最近はTVで特集を組まれることがあるほど人気のあるサウナですが、サウナには健康や美容に役立つ、さまざまな効果があることをご存知でしょうか。

サウナ紹介を行うTVや雑誌では、サウナー(サウナ愛好家)による“整う”という言葉が盛んに使用されています。

では、整うというのは一体どんなこと表しているのでしょうか。

今回はいくつかの項目に分けて、サウナのメリットをご紹介していきます。

元々は蒸し風呂という入浴方法の一つであるサウナは、湯船のない海外でも健康促進方法として親しまれてきました。

サウナーの間で有名な“整う”とは高温のサウナから水風呂や外気浴などの冷たい場所へ移動した時に(温冷交代浴)感じられる、一種の陶酔感の事を指します。

サウナに入ると温度刺激により自律神経の調節力を高め、血流が安静時の2倍近く流れるようになります。

また、毛細血管内の血流も促進されます。

サウナに入ると脈拍が次第に増えていくことが体感でも分かるように、心臓の血液拍出量が増加するのです。

したがって血液循環量が増えることで、酸素の摂取量も倍増し、筋肉疲労物資を分泌するなど、肉体疲労を回復しエネルギー再生産が起こることで疲労回復の効果が見込めるようになります。

また、サウナに入ると高温のために体が緊張状態になりますが、この時交感神経が優位に働いている状態となります。

水風呂や外気浴で高温状態の時に感じていた緊張が和らぐと、今度は副交感神経が優位な状態へと切り替わります。

高温と低温の状態を何度か繰り返すと、体は自律神経を正常な状態へ戻そうと働き、自律神経の切り替えが上手に行えるようになるため、バランスが整うことでスッキリとした心地良さを味わうことができるといわれています。

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