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野菜を食べなくなるとどうなるのか?

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野菜には身体を健康に保つための栄養素がたくさん含まれており、毎日の食事に取り入れたい食材です。

しかし肉や魚と比べ青臭さや独特な臭みがあり、旨味も無いので嫌いな人や、価格が高い、調理が面倒などの理由で敬遠する人が多いようです。

では野菜を食べなくなるとどうなるでしょうか。

野菜には大きく分けて食物繊維とビタミン類の2つの栄養素があります。この栄養素が体から失われることで、どのような影響が起こるかご紹介します。

《食物繊維》

食物繊維は腸の中で排泄物を吸着し除去し、腸内の便の通りを良くするなどの働きがあります。

食物繊維が不足すると

・便秘

・下痢

・高血圧

・糖尿病

・肥満

などの影響が起こります。腸内環境は体全体の健康を左右すると言われており、野菜が不足することでまずは便秘や下痢になり、長い間野菜が不足することで生活習慣病のリスクが高まると言われています。

《ビタミン》

ビタミンは野菜だけではなく肉や魚にも含まれていますが、野菜不足で引き起こされるのがビタミンAの不足です。

ビタミンAは皮膚や粘膜を強くする働きがあり、不足することで鼻や喉の粘膜が弱まり、風邪などを引きやすくなります。また口の粘膜が弱まることで口内炎にもなりやすくなります。

ビタミンB群も野菜から摂取できるビタミンで、不足することで肌荒れや貧血など引き起こし、精神を安定させる働きも失われ、ストレスを上手く流せなくなることも起こります。

このように、食物繊維やビタミン類は体の中では作り出せない栄養素であり、身体を健康に保つためには野菜も食べることがとても大切になります。肉や魚などのタンパク質に加え、野菜も取り入れバランスの良い食事を意識しましょう。

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