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ストレスとメニエール病の関係

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めまいや吐き気、難聴などの症状を伴うメニエール病。

発症の原因には、耳の内耳の半規管にリンパ液が過剰に溜まることによる「内耳の浮腫み」が挙げられますが、ストレスも大きく関わっているといわれています。

初期症状は、左右どちらかの耳が詰まった感じ(閉塞感)や軽い難聴であることが多く、メニエール病の場合はめまいの発作が繰り返されますが、突発性難聴の場合には症状は一度きりで治まります。

症状が同じでも治療方法が違いますので、不調を感じたらまずは医療機関で検査し診断してもらう事が重要です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、ストレスがたまると心身を緊張させる作用のある交感神経が優位に、気持ちを鎮静化させる副交感神経が劣位となってバランスが崩れてしまいます。

このような自律神経の乱れが体に影響を及ぼし、そのうちの1つとしてメニエール病の原因が考えられています。

ストレス以外に考えられる原因は、睡眠不足や疲れの蓄積、運動不足、季節の変わり目などに起こる気圧の変化、几帳面な性格も関係しているといわれています。

また、生活習慣の乱れがメニエール病を発症させる要因でもあります。

油・塩分の多い食事や、カフェインを含むコーヒーや栄養ドリンク、アルコールの摂りすぎ、喫煙といった生活習慣がある方はストレス以外にも発症する可能性があります。

頑張りすぎてしまう人や繊細な方は特に意識的にストレスを解消できるよう、趣味の時間を作ったり軽い運動をするなど気分転換を心がけましょう。

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