5月病の主な原因は過度なストレスや疲労と言われており、疲れやすかったり頭痛や不眠、以前のように仕事がこなせないなどの他、気分の落ち込み、不安や焦りなどの精神的な症状まで幅広くあります。
長引くとうつ病に進行する恐れがあるため、早めに心療内科や精神科を受診することが大切です。
誰でも5月病になる可能性がありますが、最近 職場の環境・人間関係が変わった方、生活リズムが乱れがちな方は特に注意が必要です。
うつに発展しやすい方の特徴としては、責任感が強く一人で抱え込んでしまう、几帳面で真面目、完璧主義などが挙げられます。
5月病の予防には疲労回復と適度な運動を心掛け、趣味に打ち込むなど自分にあったストレスの解消法を見つける事が大切です。
好きなことをしていると脳内のセロトニンの分泌が活性化し、ストレスが緩和されます。
《幸せホルモン》とも呼ばれるセロトニンを生成するトリプトファン、ビタミンB6を含むバナナ、乳製品、大豆製品などを積極的に摂取するのもお勧め。
寝ている間はセロトニンが合成されないので、朝にセロトニンを増やす工夫が必要です。
悩み事が多い方は友達や家族に悩みを共有したり、紙に書き出してみると問題が明確になり、解決策が見つかるかもしれません。
休日が続いても早寝早起きを意識するなど、生活リズムを一定に保ち5月病を防ぎましょう。
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