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海水が髪に与える影響と対策

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気温が高くなり、海水浴シーズン目前ですね。

海水や潮風によるダメージの原因とケア方法を知り、楽しい夏を過ごしましょう。

髪の毛の主成分は〈ケラチン〉と呼ばれるタンパク質ですが、不足すると髪にハリコシがなくなって細くなったり、健康な髪が生えてこなくなってしまう恐れがあるため注意が必要です。

健康な髪の維持に重要なのが髪のpHです。

髪は基本的にpH4.5~5.5の弱酸性に保たれており、この数値が健康な髪の状態であるとされています。

髪表面のキューティクルは酸性に傾くと閉じ、アルカリ性に傾くと開く性質があります。

海水はph8.0程度の弱アルカリ性で、髪の毛が海水に濡れるとアルカリ性に弱いケラチンが溶け出し、髪のツヤが失われてしまうのです。

海水や潮風に含まれる塩分が髪から水分を奪い続け乾燥状態なり、頭皮の乾燥から代謝サイクルが乱れ結果的に抜け毛の原因にもなってしまいます。

髪を紫外線ダメージから守る髪専用のUVカット率の高いスプレーの使用がおすすめです。

10cmほど離して髪の表面だけでなく、全体にムラなく吹きかけてください。

ロングヘアの方はポニーテールなどのまとめ髪にすると、紫外線や潮風にさらされる面積を減らすことができます。

海水浴後はできるだけ早くシャワーなどで海水を洗い流し、帰宅後はシャンプーを泡立て頭皮と髪をできるだけ優しく洗うようにしましょう。

弱アルカリ性に傾いた髪のphを整えるにはシャンプー後、キューティクルを閉じてくれる効果のあるトリートメントやコンディショナーを使用することも大切です。

仕上げには流さないヘアトリートメントなどで保湿すると良いでしょう。

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