体臭の種類

加齢臭

加齢臭の原因物質《ノネナール》は40歳を超えると増加し、汗に含まれるアンモニアなどの臭いと一緒になることで、嫌な臭いが発生します。

対処法として効果が期待できる成分に柿渋エキスや緑茶エキスがあげられます。

成分が含まれるボディソープや制汗剤の使用がお勧めです。

疲労臭

疲労によって肝臓の働きが弱まり、体内でアンモニアを分解する能力が低くなると、分解しきれなかった体内のアンモニアが血液によって全身に巡り、汗や皮脂に含まれてしまい疲労臭となります。

疲労臭を発生させないためにはバランスの良い食事を取り、心身ともに疲れないよう対策しましょう。　そのほか消臭効果のある衣類や靴下を着用するのもお勧めです。

ダイエット臭

甘酸っぱいニオイと表現されることが多いですが、極端なカロリー制限や糖質制限で発生するケトン臭のことです。

サラダのみなど栄養バランスが悪いカロリー制限ダイエットは、ビタミンB群やミネラルが不足し、エネルギーを作る働きが弱まります。

運動しないカロリー制限だけのダイエットは基礎代謝・抗酸化力が低下し、結果として老化が進んで加齢臭にも繋がってしまいます。

肉や魚、野菜や海藻類もしっかり摂取し、筋トレだけでなく有酸素運動を取り入れ健康的なダイエットをしましょう。そうすることで加齢臭予防にもなります。

朝に1分間（寝汗を洗い流す程度）シャワーを浴びると皮脂量が約1/3まで減少するといわれています。体臭が気になる方は朝のシャワーを習慣にしてみてはいかがでしょうか。

また、汗をかいたまま放置すると、皮脂や雑菌と混ざり嫌なニオイが発生します。

こまめに汗を拭き取りニオイの発生を防止しましょう。