自律神経と音楽の関係

音楽を活用することで自律神経を整えることが可能といわれています

たとえば川のせせらぎや鳥の鳴き声、木の葉がそよぐ音、波の音など自然界によく見られる音のゆらぎはアルファ波を多く出現させる効果があるとされています。

自律神経を整えると快眠のために必要な睡眠ホルモンが正常に分泌されるため寝つきが良くなり、睡眠障害や血行不良、心身の不調などの改善が期待できます。

また、音楽には心身の不調を招くホルモン「コルチゾール」の分泌を下げる力があり、不安定な心を落ち着かせ精神的ストレスを軽減させます。

自律神経のバランスが乱れると血管は収縮状態になりますが、アルファ波が出現することで副交感神経が優位になるため血管が拡張されます。血行が促進されると体の末端まで栄養が運ばれやすくなる他、冷え性や浮腫み・肩こり・腰痛などの改善にも繋がります。

快眠のためにつくられた音楽は、副交感神経を優位にさせて眠気を誘う効果があり、運転中などに聴くと思わぬ事故を招く危険性があるため注意が必要です。

普段の生活に音楽をうまく取り入れ、ストレスを解消し心と体の健康を保ちましょう。