体に必要なビタミンが不足する病気のことを「ビタミン欠乏症」といいます。
ビタミンが不足すると髪が細くなったり疲れを感じやすくなるなど身体に不調が起こります。また妊娠などによりビタミンの必要量が増えることもビタミン欠乏症の要因となります。
ビタミン不足が引き起こす症状はビタミンの種類によって変わります。
・ビタミンA
皮膚が乾燥しやすくなったりニキビの原因にもなります。
またドライアイ、失明、角膜の死に繋がる恐れがあります。
最初の兆候の1つとして「涙を出すことができない」ことが挙げられます。
・ビタミンB
疲労を回復したり、脳・神経・皮膚などを健康に保つビタミンB群が不足することにより、疲れがとれにくくなったり、口内炎ができやすくなります。
・ビタミンC
風邪をひきやすくなったり、集中力や筋力低下のほか抜け毛や細毛に繋がります。
・ビタミンD
免疫力が低下したり、骨折しやすくなります。
(骨軟化症、骨粗しょう症、くる病などを引き起こします。)
・ビタミンE
貧血や脱毛が起こりやすくなります。
・ビタミンK
血液が固まりにくくなり、出血しやすくなります。
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