静電気を防ぐために

皮膚に最適とされる湿度は70%前後と言われています。

60%を低下すると角質層から水分が蒸発しやすくなり、40％未満になると静電気も発生しやすくなります。

冬場は空気中の湿度が低く、暖房器具の使用により更に乾燥して体内の水分が奪われ、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼします。

寒暖差による自律神経の乱れは血行不良を引き起こし、髪に栄養がしっかり行き渡らず抜け毛や細毛の要因になっている場合があります。

冬の静電気対策

■加湿器の使用や濡れた衣類などを干して、湿度を50～60％程度に保ちましょう。

■洗い流さないトリートメントやヘアオイルを使用して髪を保湿し、外出時にオイルやミストを持ち歩くのもお勧めです。

■ブラシの素材は木製や天然毛を選ぶと静電気が起こりにくいです。

■衣類は化学繊維（ポリエステルやアクリル）より、天然素材（コットンやシルク）を選び、

静電気防止スプレーを活用しましょう。