葉酸は、ビタミンB群の一種でブロッコリーやアスパラガスなどの野菜などに多く含まれ「造血のビタミン」とも呼ばれています。
葉酸の主な働きは、ビタミンB12と赤血球の生産のサポートです。
さらにDNAやRNAなどの核酸やたんぱく質の合成を促進し、細胞の生産や再生を助ける、体の発育に欠かすことのできないビタミンです。
葉酸の摂取すべき推奨量は、成人で一日に240㎍で、妊娠中の女性の場合は胎児が神経管閉鎖障害を発症するリスクを下げるため、2倍の480㎍摂取が推奨されています。
しかし、水溶性ビタミンの葉酸は水と熱に弱く調理方法によっては半分以上が失われてしまいます。
葉酸の欠乏は巨赤芽球性貧血(ビタミン12や葉酸が欠乏することで発症する貧血、味覚障害や食欲低下、白髪など)の原因となり、動脈硬化の可能性を高めるホモシステインの量が増えてしまいます。
葉酸が豊富に含まれる食材
・枝豆(ゆで):260㎍
・アスパラガス(ゆで):180㎍
・ブロッコリー(ゆで):120㎍
・ライチ:100㎍
・卵黄(ゆで):140㎍
葉酸にはストレス緩和や血行改善の効果があると言われ、健康な髪の生成にも期待できます。
サプリメントも活用しながら、適量を守って摂取しましょう。
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