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男性ホルモンの働き

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男性ホルモンはアンドロゲンと呼ばれるステロイドホルモンの一種で、「テストステロン」「アンドロステネジオン」「デヒドロエピアンドロステロン」の3種類の総称として使われています。

《アンドロゲンの主な働き》

・男性らしい体を作る

・タンパク質を内臓や筋肉に変える

・皮脂分泌促進

・性欲の増加

・生殖器官や精子の生成

・異性を惹きつけるフェロモン生成

男性の場合、約95%が睾丸(精巣)の中で、残りの5%が副腎で分泌されていると言われています。

テストステロンは、筋肉量の増加・男性機能の維持・集中力を高める(高次精神機能)・内臓脂肪やメタボリック症候群などに関係しており、筋肉量の増加を望む方にとっては必要不可欠なホルモンになります。

テストステロンは20代をピークに年齢とともに減少し、身体的・精神的な症状をもたらします。

身体的な症状の特徴は、疲労感や倦怠感・性欲低下や勃起不全などの男性機能の低下・不眠や肩こりなどが挙げられます。

精神的な症状の特徴は、気力の衰え・集中力の低下・イライラなどが挙げられます。

テストステロンが減少した際に起こる症状は男性の更年期障害ともいわれています。

男性の更年期障害についてはこちらをご覧ください。

男性の更年期障害について
「更年期障害」は女性だけに起こると思っていませんか? 実はテストステロンの分泌が減少する40歳以降、男性にも発症する可能性があります。 今回は男性の更年期障害について解説いたします。
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