メンタル不調の主な症状
- 憂鬱な気持ちが続く
- 焦燥感や不安感に駆られる
- 寝つきが悪くなり、寝てもすぐ目が覚める
- 表情が乏しくなる
- 朝起きるのが辛くなり遅刻や欠勤が増えた
- 家事や仕事など、今までできていたことができなくなった
- 身だしなみに無頓着になり清潔感がなくなった
メンタル不調に良い栄養素
たんぱく質
皮膚や膜粘、ウィルスや細菌と戦う抗体や白血球、リンパ球などはたんぱく質を元にして作られています。
その為、たんぱく質が不足する事で免疫低下を招き体調を崩しやすくなります。
ニンニクやスパイスの効いた肉・魚料理、鶏や豚肉を使ったスープはストレスに強い体を作るのにお勧めです。大豆製品や卵なども合わせて十分なたんぱく質を積極的に摂取しましょう。
鉄分
鉄分は自律神経の改善に欠かせない大事な栄養素です。
ストレスが溜まるとチョコレートやコーヒーなどを摂取しがちですが、それらに含まれるタンニンが鉄の吸収を阻害し鉄不足に繋がります。
鉄不足は血液中の酸素不足に影響し、疲れやすい、イライラする、眠れないなど様々な症状が起こる他、幸せホルモン(セロトニン、ドーパミン)が体内で作られにくくなります。
野菜
野菜、きのこ類、海藻類は食物繊維が豊富で腸内環境を整える食材です。免疫細胞の6~7割が腸にあるといわれ、幸せホルモンのセロトニンも8~9割が腸内細菌によって作られています。
野菜を食べれば神経が安定し、腸内細菌が整えば様々なビタミンが生成されることも分かっています。
現代人は糖質を摂りすぎて身体に必要な栄養素が不足する「現代型栄養失調」状態に陥っています。
納豆や味噌などの発酵食品をあまり食べない、米や麺類など主食メインの食事が多い、寝つきが悪い、イライラしやすいなどの傾向がある方は野菜や主菜の後に主食を食べるように意識してみると良いでしょう。
コメント