【女性向け】育毛剤と発毛剤の違いを徹底解説!

育毛剤と発毛剤は名前が似ていますが、有効成分や期待できる効果が異なります。FAGA(女性男性型脱毛症)や抜け毛・薄毛でお悩みの方が、セルフケアや治療を検討する際の参考にしてください。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状や治療法については対面診療の場で医師にご相談ください。効果には個人差があります。

育毛剤と発毛剤の違いとは?

育毛剤はミノキシジルが配合されていない「頭皮環境を改善する」医薬部外品です。今ある髪を育てて抜け毛を防ぐ目的があります。

一方、市販の発毛剤はミノキシジルが配合された「壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛(薄毛・抜け毛)の進行予防」の効果がある第1類医薬品です。

有効成分「ミノキシジル」には、末梢血管の拡張により血行を促進する作用があるとされています。また、毛乳頭細胞や毛母細胞に直接働きかける作用も報告されており、複数のメカニズムが相互に作用することで発毛効果を発揮すると考えられています。

育毛剤と発毛剤の違いについては、以下の表もご参照ください。使用前には医師や薬剤師への相談することをお勧めします。

育毛剤市販の発毛剤
分類医薬部外品第1類医薬品
購入方法ドラッグストアで購入できる薬剤師のいるドラッグストアなどで購入できる
効果頭皮環境を改善する壮年性脱毛症における発毛、育毛および脱毛(薄毛・抜け毛)の進行予防
主な成分センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム などミノキシジル
対象者抜け毛やボリューム低下が気になり始めた方薄毛が進行している、生え際や頭頂部が気になる方

なお、当AGAクリニックでは「ミノキシジルローションによる治療」を行っております。

当AGAクリニックで使用するミノキシジル 2%ローション 60mlも、ミノキシジルを配合した発毛を目的とする医薬品ですが、市販の第1類医薬品ではなく、当AGAクリニックで個人輸入手続きのうえ入手している日本国内未承認医薬品です。

参考:PMDA:ミノキシジルローション 添付文書(第1版 2024年 11月改訂)

【育毛剤編】どんな人におすすめ?

髪が細くなってきたと感じる方

最近、髪が細くなってきたと感じる方は、FAGA(女性男性型脱毛症)の初期症状である可能性も考えられます。まずは経過を見ながら、セルフケアのひとつとして育毛剤を取り入れてみるのもひとつの方法です。

頭皮が乾燥・かゆい・フケが出る方

頭皮が乾燥しやすい、かゆみやフケが気になるという方にも育毛剤はおすすめされることがあります。育毛剤に含まれる保湿成分によって頭皮環境が整うと、抜け毛を招きにくい土台づくりができるためです。

【発毛剤編】どんな人におすすめ?

すでに薄毛が進行している方

頭頂部のボリュームが減ってきた、分け目が広がってきたなど、すでに薄毛の進行が明らかに感じられる場合には、発毛剤の使用を検討しましょう。

安全性・実績のある治療をしたい方

発毛剤の有効成分であるミノキシジルは、臨床試験で効果と安全性が確認されています。

実際に、女性被験者1,242名を対象としたシステマティック・レビュー(1%、2%、および5%のミノキシジル液を24~32週にわたって使用)では、プラセボ群と比べて、脱毛部1cm²内の毛髪数が平均で13.18本(95%信頼区間 10.92~ 15.44)と増加したことが報告されています。

出典:van Zuuren EJ, Fedorowicz Z, Schoones J: Interventions for female pattern hair loss, Cochrane Database Syst Rev, 2016; 5: 1―224.

こうした結果から、日本皮膚科学会が公開している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」でも、成人女性のFAGA治療に対して有効成分「ミノキシジル」の外用は推奨度Aとなっています。

※効果には個人差があります。

※ミノキシジルの作用機序は完全に解明されていません。血管拡張作用や毛包への直接作用によって成長期を延長する可能性が示唆されています。

育毛剤には発毛効果はない

結論から申し上げると、育毛剤に発毛効果はありません。

抜け毛予防ではなく発毛を促したい方は、発毛剤の使用検討をおすすめします。

また、育毛剤と発毛剤は併用できますが、両方を使えば必ずしも劇的な効果が現れるというわけではありません。併用への過度な期待は控えた方がよいでしょう。

FAGA改善は医師による治療が必要です。

女性用育毛剤の効果

女性用育毛剤の主な効果は、抜け毛を予防し、髪が育ちやすくなるよう頭皮環境を改善することです。健康的で美しい髪を育てるための土台作りをサポートします。主に「医薬部外品」に分類されます。

男性用育毛剤との違い

多くの男性用育毛剤は、AGA(男性型脱毛症)の主な原因の1つであるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑えることを目指しています。加えて、男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いため、皮脂を抑制し、頭皮環境を整える成分も配合されています。

一方、多くの女性用育毛剤は、頭皮の血行を促進し、頭皮環境を整えるとともに、髪の成長を促進する女性ホルモンの働きを助けることを主な目的としています。これは、女性の薄毛は、ホルモンバランスの乱れや加齢、ストレス、生活習慣などが複合的に要因で引き起こされるためです。

女性でも男性用の育毛剤を使ってもよい?

薄毛や抜け毛が気になっている女性の方は、女性向けに販売されている育毛剤を選びましょう。

男性用育毛剤は清涼感を出すためにアルコール類が含まれていたり、有効成分が多めに配合されていたりする傾向にあるため、女性が使うと皮膚トラブルが生じる場合があります。

女性用育毛剤の選び方

①原因に適した有効成分で選ぶ

ホルモンバランスの乱れが原因の場合

女性ホルモンの分泌量が低下すると、ヘアサイクルが乱れ、薄毛や抜け毛につながることがあります。このような場合は、女性ホルモンを活性化する成分(エチニルエストラジオールなど)が配合された育毛剤を選ぶと良いでしょう。

血行不良が原因の場合

血行不良になると、毛根に必要な栄養が行き届きにくくなり、髪の成長を妨げてしまいます。このような場合は、血行促進成分(センブリエキス、アデノシンなど)を含む育毛剤が適しています。

乾燥やかゆみがある場合

頭皮が乾燥すると、バリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。また、かゆみやフケの原因にもなり、頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。このような場合は、保湿成分(ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど)が含まれた製品を選ぶと良いでしょう。

②刺激が少ないものを選ぶ

敏感肌の女性は、アルコールフリーや無香料タイプなど、頭皮への負担を軽減する成分設計の育毛剤を選びましょう。パッケージで「香料・着色料不使用」「ノンアルコール」などの表示を確認することをおすすめします。

③コストと継続性を考慮して選ぶ

育毛剤の効果は、短期間で得られるものではありません。ヘアサイクルを正常に戻し、健康な髪を育てるためには、長期的な使用が前提となります。そのため、無理なく継続できる価格帯のものを選ぶことが大切です。

育毛剤・発毛剤でお悩みでしたら、当AGAクリニックまでご相談ください

「どんな育毛剤・発毛剤を使用すればいいのだろう?」「使っている育毛剤・発毛剤は効いているのだろうか?」などのお悩みやご不安がありましたら、当AGAクリニックの無料カウンセリングでご相談いただくことをおすすめいたします。

当AGAクリニックでは、ミノキシジルを配合した発毛を目的とする医薬品「ミノキシジルローションによる治療」を行っております。当AGAクリニックで使用するミノキシジル 2%ローション 60mlは、市販の第1類医薬品ではなく、当AGAクリニックで個人輸入手続きのうえ入手している日本国内未承認医薬品です。

この記事の監修医師
岡 奈々

Dr.AGAクリニック池袋院院長

  • 2001年 防衛医科大学医学部卒業
  • 2001年 防衛医科大学校病院
  • 2003年 自衛隊阪神病院
  • 2007年 自衛隊呉病院
  • 2008年 西埼玉中央病院 などを経て
  • 2024年 Dr.AGAクリニック池袋院院長 就任

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