【女性向け】育毛剤と発毛剤の違いを徹底解説!

育毛剤と発毛剤の違いとは?

育毛剤と発毛剤の主な違いはミノキシジルを含むかどうかです。育毛剤にはミノキシジルが含まれず、発毛剤には含まれています。

ミノキシジルは血管拡張作用を持つ成分であり、毛根部の細胞を活性化させ、髪を生やしたり太く成長させたりする作用が期待されます。

ミノキシジルが含まれた発毛剤は、市販薬の中でも副作用に注意が必要な「第1類医薬品」に分類されます。育毛剤と発毛剤の違いについては、以下の表をご参照ください。

育毛剤発毛剤
分類医薬部外品第1類医薬品
購入方法ドラッグストアで購入できる薬剤師のいるドラッグストアまたはクリニックで購入できる
使用目的抜け毛を予防するFAGAの治療
効果頭皮環境を改善する発毛を促す
副作用赤み・かゆみ・湿疹など血圧低下・めまい・動悸・息切れ・皮膚炎など

薄毛や抜け毛が進行している人には育毛剤よりも発毛剤が推奨されます。ただし、ミノキシジルを含む発毛剤は副作用に注意が必要なため、専門医の指導のもとで使用するほうが望ましいでしょう。

【育毛剤編】どんな人におすすめ?

髪が細くなってきたと感じる方

最近、髪が細くなってきたと感じる方は、FAGA(女性男性型脱毛症)の初期症状である可能性も考えられます。まずは経過を見ながら、セルフケアのひとつとして育毛剤を取り入れてみるのもひとつの方法です。

頭皮が乾燥・かゆい・フケが出る方

頭皮が乾燥しやすい、かゆみやフケが気になるという方にも育毛剤はおすすめされることがあります。育毛剤に含まれる保湿成分によって頭皮環境が整うと、抜け毛を招きにくい土台づくりができるためです。

【発毛剤編】どんな人におすすめ?

すでに薄毛が進行している方

頭頂部のボリュームが減ってきた、分け目が広がってきたなど、すでに薄毛の進行が明らかに感じられる場合には、発毛剤の使用を検討しましょう。発毛剤は医薬品であり、積極的に毛を増やすことを目的として開発されているため、治療としての効果が期待されます。

安全性・実績のある治療をしたい方

発毛剤の有効成分であるミノキシジルは、臨床試験で効果と安全性が確認されています。実際に、女性被験者1,242名を対象としたシステマティック・レビュー(1%、2%、および5%のミノキシジル液を24~32週にわたって使用)では、プラセボ群と比べて、脱毛部1cm²内の毛髪数が平均で13.18本増加したことが報告されています。

こうした結果から、日本皮膚科学会が公開している「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版」でも、FAGA治療に対してミノキシジル外用を強く勧めています。

育毛剤には発毛効果はない

育毛剤は主に頭皮環境の改善を目的としています。そのため、発毛効果はありません。

抜け毛予防ではなく発毛を促したい方は、発毛剤の使用検討をおすすめします。

また、育毛剤と発毛剤は併用できますが、両方を使えば必ずしも劇的な効果が現れるというわけではありません。併用への過度な期待は控えた方がよいでしょう。

根本的な治療をご希望の方は、薄毛治療専門のクリニックを受診されることをおすすめします。

育毛剤・発毛剤でお悩みでしたら、当院までご相談ください

「どんな育毛剤・発毛剤を使用すればいいのだろう?」「使っている育毛剤・発毛剤は効いているのだろうか?」などのお悩みやご不安がありましたら、当院の無料カウンセリングでご相談いただくことをおすすめいたします。

当院の治療では、発毛剤として「ミノキシジルローションによる治療」を使用しております。

6ヶ月以上継続して治療を受けた方によるアンケートでは、発毛実感率99.5%のご回答いただいております。

当院の費用や治療内容についてご興味のある方は「Dr.AGAクリニックのFAGA治療費」をあわせてご覧ください。