ピルは抜け毛の原因になる?抜け毛はいつまで続く?抜け毛がひどい場合の対策を解説

この記事では、ピルが抜け毛を引き起こすメカニズムや、抜け毛がひどい場合の対策について解説します。

※本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。個別のお悩みや体調については、必ず医師にご相談ください。

ピルと抜け毛の関係について

ピルが抜け毛を引き起こすメカニズム

ピルに含まれる合成ホルモン(合成エストロゲンとプロゲスチン)は、体内のホルモンバランスに影響を与えます。

特に、ピルに含まれる一部の成分(プロゲスチン)には、男性ホルモンに似た働きをするものがあり、体質によってはそれが抜け毛の一因となることがあります。

ピル服用中の抜け毛

ピル服用中に起こる抜け毛は、主に以下の要因によるものです。

  • 男性ホルモン様作用:一部のプロゲスチンが男性ホルモン様作用を示し、ヘアサイクルに影響を与えることがあります。
  • 栄養素の吸収阻害:ピルが特定のビタミンやミネラルの吸収を妨げることがあります。
  • 血流の変化:合成ホルモンの影響により頭皮の血流が変化することがあります。

ピル中止後に起こる抜け毛(休止期脱毛症)

ピルを中止した後に起こる抜け毛は「休止期脱毛症」と呼ばれ、より一般的な現象です。これは以下のメカニズムで起こります。

  1. エストロゲンレベルの急激な低下:ピル服用中は人工的に高く保たれていたエストロゲンレベルが急激に下がります。
  2. ヘアサイクルの成長期の短縮:エストロゲンはヘアサイクルの成長期を延長する作用があるため、その減少により成長期が短くなります。
  3. 休止期への移行:多くの毛髪が一斉に休止期に入り、2-3ヶ月後に抜け落ちてしまうことがあります。

ピルによる抜け毛はいつまで続く?

ピル服用中の抜け毛の期間

ピル服用中の抜け毛は、通常服用開始から3~6ヶ月以内に現れることが多く、体がホルモンバランスに慣れるにつれて改善することがあります。

ただし、ピルの種類によっては継続することもあります。

ピル中止後の抜け毛の期間と回復の目安

ピル中止後の抜け毛は、一般的に以下のような経過をたどります。

  • 開始時期:ピル中止から2~4ヶ月後
  • ピーク:中止から3~6ヶ月後
  • 改善時期:中止から6~12ヶ月後 多くの場合、自然なホルモンバランスが回復するにつれて抜け毛は徐々に改善し、1年以内には元の状態に戻ることが期待できます。

ピルによる抜け毛がひどい場合の対策

栄養バランスの改善による対策

ピルによる抜け毛がひどい場合には、特定の栄養素を意識的に摂取することが重要です。

  • タンパク質:髪の毛はその80~90%がタンパク質で構成されており、そのうちの大部分がケラチンから作られています。
  • 亜鉛:⽪膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
  • ビタミンA:⽪膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
  • ビタミンC:⽪膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作⽤を持つ栄養素です。
  • ビタミンE:抗酸化作⽤により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
  • パントテン酸カルシウム(ビタミンB5):⽪膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。

なお、食事だけでは亜鉛の摂取が足りない場合は、サプリメント(栄養補助食品)の使用も選択肢の一つです。

当院では以下のサプリメント(栄養補助食品)をご提供しております。

  • Dr.Zinc(亜鉛):原材料に亜鉛含有酵母を使用したサプリメント(栄養補助食品)です。亜鉛含有酵母は、無機亜鉛(亜鉛を直接含む)ではなく、酵母(イースト)に亜鉛を吸収させて培養し、酵母の成長過程で自然に取り込まれた亜鉛を含むものです。
  • Dr.Vitamin(ビタミン):原材料にローズヒップ末とビタミンC(V.C)などを使用したサプリメント(栄養補助食品)です。ローズヒップには、ビタミンA (βカロテン)、ビタミンEといった成分が含まれております。
  • プラレディ:パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)を配合したサプリメント(栄養補助食品)です。

生活習慣の改善による対策

  • 適度な運動:運動は全身の血行やストレス対処に寄与し、頭皮環境の維持に役立つ可能性があります。
  • 質の良い睡眠:深い睡眠は体の回復やホルモン分泌のリズムに関わるため、生活リズムの安定が推奨されます。
  • ストレス管理:強いストレスは自律神経に影響し、皮脂分泌や睡眠の質に変化を及ぼすことがあります。

婦人科に相談する

上記の方法を試しても、ピルによる抜け毛が改善しない場合は、適切な診療科の受診が必要なケースが考えられます。

前述の通り、ピルに含まれる人工的に作られた合成ホルモンの影響が大きいと考えられるため、まずは婦人科を受診して、症状に合わせた正しい治療を受けましょう。

ピルの種類によっては抜け毛が起こりにくいとされるものもあるため、まずは婦人科の医師に相談することをおすすめします。

婦人科でもピルによる抜け毛が改善しない場合は、当院にご相談ください

婦人科を受診したものの、ピルによる抜け毛が改善しない場合は、すでにFAGAを発症している可能性がありますので、当院の無料カウンセリングでご相談いただくことをおすすめいたします。

Dr.AGAクリニックでは、一人一人の患者様に合ったプランのご提案を致します。

抜け毛を抑えたい、髪の毛を生やしたいなど、毛髪のことでお悩みの方は、まずDr.AGAクリニックの無料カウンセリングをご予約ください。LINE24時間受付も対応しております。

また、クリニックでの無料カウンセリングにハードルをお感じの方は、お電話でのお問い合わせ受付(0120-433-488)も開設しております。まずはお気軽にご相談ください。

この記事の監修医師
岡 奈々

Dr.AGAクリニック池袋院院長

  • 2001年 防衛医科大学医学部卒業
  • 2001年 防衛医科大学校病院
  • 2003年 自衛隊阪神病院
  • 2007年 自衛隊呉病院
  • 2008年 西埼玉中央病院 などを経て
  • 2024年 Dr.AGAクリニック池袋院院長 就任

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