AGA

抜け毛の種類

AGA

抜け毛には成長期を終えた生理的な抜け毛と、病的な抜け毛の2種類があります。

・生理的な抜け毛(棍棒毛)

寿命を終えた(成長期を終えて休止期に入った)髪の毛は、毛包内を押し上げられ、シャンプーやブラッシング、手櫛や牽引によって簡単に抜け落ちます。

これを生理的な抜け毛と呼び分類します。

生理的な抜け毛の場合、抜けた毛の根本の形が棍棒状になっているのが特徴です。

これを棍棒毛と呼びます。

生理的な抜け毛の本数は1日に40~80本程度といわれていますが、抜け落ちる本数には個人差があります。

1日に100本以上の髪の毛が定期的に抜ける場合は、病的な抜け毛の可能性が高くなります。

これは毛包にかかる負担が弱い場合で、毛母細胞の寿命が縮まり通常よりも早い休止期への移行により髪の毛が脱毛するためです。

男性型脱毛症や分娩後脱毛症で起こる脱毛が該当します。

棍棒毛の脱毛症の総称は休止期性脱毛と呼ばれます。

・病的な抜け毛(萎縮毛)

病的な抜け毛は何かしらの内的要因や外的要因、いわば侵襲が成長期である毛包に加わることで発症します。

毛母細胞の細胞分裂が急激に阻害され、髪の毛の形成・成長が止まります。

病的な抜け毛の場合、抜けた毛の根本の形は毛幹よりも細く、先細りの状態となっているのが特徴です。

これを萎縮毛と呼びます。

毛包にかかる負担が強い場合は萎縮毛が抜け落ち、代表的な例は円形脱毛症や抗がん剤治療薬の副作用などで起こる脱毛が該当します。

萎縮毛の脱毛症の総称は成長期性脱毛と呼ばれます。

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