AGA治療薬の個人輸入に潜む危険性｜薄毛治療専門のDr.AGAクリニックが解説

AGA（男性型脱毛症）の治療を検討するにあたって、インターネット上で個人輸入を検討している方もいらっしゃるかもしれません。とても安価で薬を購入でき、医師の診察を受けるといった手間も必要ないため、個人輸入は魅力的に思われるかもしれませんが、安全性などの観点からさまざまなリスクも潜んでいます。

当記事ではAGA治療薬を個人輸入する際のリスクや、クリニックで処方される薬との違いについて解説致します。

AGA治療薬を個人輸入する危険性

個人輸入とは海外の薬を個人的に購入する方法であり、主にインターネット上で海外の通販サイトや輸入代理店を通じて購入することができます。商業目的の場合には、海外の医薬品を輸入する際に必ず厚生労働省の許可や承認が必要になりますが、個人で使用する目的であれば許可や承認を得ずに輸入することができます。

AGA治療で主に使用されるプロペシアやミノキシジルといった薬も、海外から個人輸入することが可能です。AGA治療は基本的に自由診療であるため保険が適用されず、長期的に継続する必要がありますので、治療費をネックに感じられる方も多く、クリニックよりも安価に購入できるAGA治療薬の個人輸入を検討される方もいらっしゃいます。

個人輸入では医師の診察も必要ないため、通院の手間も省けることから、とても手軽な方法に見えるかもしれませんが、AGA治療薬を個人輸入することは健康被害の危険性を孕んでいるためにオススメはできません。

当院でも個人輸入の薬を飲み続けたが効果がなかったという患者様がたくさんいらっしゃいます。また個人輸入の薬を服用したことで、肌が荒れたり、気分が悪くなったり、酷い場合には肝機能障害を起こし入院するに至ったりと、健康面で直接的な被害を受けた方もいらっしゃいます。安全に、且つ効果的な治療を行うために、個人輸入ではなく専門の医療機関での治療を検討しましょう。

プロペシアやミノキシジルの個人輸入のメリットが薄れる理由

医療機関でのAGA治療は自由診療であり、ひと昔前までは月に数万円かかることも普通でした。またAGAに完治はないため、髪の毛を維持し続けたい間は治療を続ける必要があり、治療期間も長期に渡ることから高額な治療費がネックとなって、治療を途中で諦めてしまう方や、安価な個人輸入の薬に頼る方が非常に多かったのも事実です。

しかし現在はAGA治療のニーズが増え、AGA治療を専門とするクリニックが増えたことで、薬の相場が下がり、月に1万円以内で治療を受けられるクリニックも増えてきました。

そのため個人輸入でプロペシアやミノキシジルといったAGA治療薬を購入するメリットは薄れ、安全性や治療効果といった側面から個人輸入によるデメリットの方が強くなってきています。

自己責任で考えるAGA治療薬の個人輸入

個人輸入で薬を購入する際には、医師の診察を受けることが出来ず、治療の効果や副作用についても全てが自己責任となります。また薬の個人輸入は大きなリスクを孕んでいるため、厚生労働省のHPでも注意喚起がされており、後悔しないためにも専門の医療機関で医師の指示のもと治療を受けることをおすすめ致します。

個人輸入による品質保証欠如のリスク

クリニックで処方される薬は品質管理が十分に行われておりますが、個人輸入で購入する薬は品質の保証が明確でない場合があります。

有効成分が記載通りの分量入っていない、もしくは全く入っておらず、期待する効果が得られなかったり、不衛生な場所や方法で製造され、人体に有害な物質が含まれている場合があります。

また正規のメーカー品を偽った、偽造製品である場合もありますが、人の目で見抜くことは難しいです。薬の効果が全く得られないどころか、思わぬ健康被害を引き起こす可能性があったり、薬代を支払った後に音沙汰がなくなり薬が届かないといった事例もあります。

自己責任で考えるAGA治療薬の副作用のリスク

いかなる薬にも副作用はつきものですが、クリニックで薬を処方する場合には、万が一副作用が起きた場合にも医師が的確な判断を下すことができます。

個人輸入で薬を購入する際には医師のサポートを受けることができませんので、副作用と思われる症状が発生しても全てが自己責任となります。AGA治療薬のプロペシアやミノキシジルには、肝機能障害や心疾患などの重篤な副作用のリスクもあります。

また個人輸入された薬については、医師や薬剤師等の専門家でもその薬に関する十分な情報を持ち合わせていないため、副作用などが生じても迅速に対応できない可能性があります。

適切な服用が難しいというリスク

クリニックでは、薬の注意事項を日本語で説明を受けたり、日本語で書かれた注意書きを受取ることができます。

個人輸入で入手した薬は、効能・効果、用法・用量、使用上の注意等が外国語で書かれているため、記載されている内容を正しく理解できない可能性があります。また正確に内容を理解できたとしても、そもそも記載内容が不足していたり、事実ではないことが書かれている可能性もあります。

「1日に何回服用するのか」「1回に何錠服用するのか」「どのような副作用があるのか」「どんな人が服用できないのか」などを正確に理解し正しく服用しなければ、効果を得られないだけでなく、思わぬ副作用を招く恐れがあります。

クリニックで処方されるAGA治療薬の利点

個人輸入の危険性についてここまで解説してきましたが、お金を節約しても薄毛が改善されなかったり、健康被害にあってしまっては全く意味がありません。

AGA治療は長期的に薬を服用する必要があり、安全性を考えると、多少費用がかかってもクリニックで処方してもらう方がいいという結論に至ります。

クリニックで処方されるAGA治療薬の利点①

クリニックでは医師の診察のもとで、一人ひとりの症状やお身体の状態に合わせて、適切な処方を受けることができます。

薄毛治療は長期的に継続をすることが必要で、正しく服用を行うことで本来の効果が期待できます。またクリニックでは定期的に診察を行い、服用方法の見直し、治療薬の変更などと、状態の変化に合わせて適切な治療を行うことができます。

クリニックで処方されるAGA治療薬の利点②

発毛を促進するミノキシジルの内服薬は国内では未承認であるため、AGAクリニックで処方される場合にも全て海外からの輸入品になります。

ただしクリニックで薬を輸入する際は適法な手続きを経て、厚生労働省の許可・承認を受ける必要があるため、薬の入手元や成分などが明確で安心して服用することができます。

クリニックで処方されるAGA治療薬の利点③

副作用のリスクはどんな薬にでもつきものですが、クリニックでは医師の診察・指示のもとで副作用のリスクを最低限に抑えながら治療を行うことができます。

また万が一、副作用と思われる症状が出た場合にもすぐに医師と相談することができ、正しい対処をとることができます。

まとめ

薬の個人輸入は薬の品質による健康被害、副作用のリスクなども懸念され、安価ではありますが効果が出ないどころか、身体に悪影響を及ぼす危険性があるためオススメできません。

AGAクリニックも増えた現在、薬の相場も下がり、個人輸入の薬との価格差もだいぶ縮まったため、あえて危険性の高い個人輸入を選択することはないでしょう。

薄毛治療を行う場合には専門の医療機関を受診し、医師の診察を受け、クリニックで処方された安全な薬を服用しましょう。

「Dr.AGAクリニック」では初月980円から治療を開始でき、翌月以降は2,900円/月、8,900円/月、16,900円/月から患者の状況に合わせた治療方針を設定します。

また、結果に自信があるからこそ「全額返金保証制度」を導入しています。

薄毛治療を検討中の方、個人輸入の薬を服用し効果が得られない方など、AGA治療で効果を得たい方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。