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薄毛は運動で改善する?抜け毛予防に効果手的な理由やおすすめの運動を解説

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「薄毛の治療を始めたいけど、やめたらまた元に戻ってしまうのだろうか」と、薄毛が気になっているけど、このような理由で治療に抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

AGA(男性型脱毛症)のような薄毛には専用の治療薬が効果的ですが、運動や生活習慣の見直しをすることでより効果的に治療を進められるほか、治療を終わらせた場合でも薄毛・抜け毛の予防ができるでしょう。

この記事では、薄毛対策におすすめの運動や生活習慣について解説します。治療に頼るだけでなく、自分でできることから薄毛対策を始めてみるのはいかがでしょうか。

薄毛・抜け毛は運動で改善する?

結論からお伝えすると、適度な運動で薄毛改善に効果が見込めるといえます。ただし、運動だけでは薄毛対策にはならないことも多く、生活習慣や食事内容の見直しが必要になるでしょう。

具体的には、適度な有酸素運動・規則正しくストレスの少ない生活・栄養バランスの取れた食事が大切です。

ただ、これらの対策をしても薄毛の改善が見られない場合には、早めに専門家に相談して薄毛改善の治療を並行して行うと良いでしょう。

薄毛・抜け毛対策に運動が効果的な理由

薄毛対策に運動が効果的な理由は、主に以下の2つです。

  • 血行が促進される
  • ストレス発散につながる

それぞれ具体的に解説していきます。

血行が促進される

運動することにより全身の血行が促進され、頭皮まで血液が行き渡るため薄毛対策になると考えられます。運動すると、血液のポンプがわりとなる筋肉がよく動きます。そうすると血液が届きにくい体の末端まで流れていくのです。

血液には、全身へ酸素や食事から吸収された栄養分を臓器や皮膚の組織へ運んでいき、老廃物を腎臓まで運び尿として排泄していくはたらきがあります。そのため、血行が悪いと必要な成分は届かず老廃物は除去されない代謝の悪い状態になっていきます。

頭皮の代謝(ターンオーバー)が正常に働いていないと、健康な髪の毛が生えてこず、薄毛の原因となるでしょう。そのため、適度な運動は薄毛対策に有効といえます。

ストレス発散につながる

適度な運動はストレス発散につながり、薄毛対策になる可能性があります。ストレスがあると自律神経が乱れ、髪の毛の成長にも影響があるためです。

自律神経のうち副交感神経が優位なとき(リラックスしているときや睡眠時)、成長ホルモンが分泌されて臓器の成長や皮膚のターンオーバーなどが促進されます。ストレスが多いと副交感神経は優位になりにくく、成長ホルモンの分泌が妨げられてしまいます。

そのため、なるべくストレスを抱え込まない生活が大切です。適度な運動はストレス発散につながりやすいのと同時に、疲労感が睡眠にも良い影響を与えるでしょう。

薄毛・抜け毛予防におすすめの運動

ここからは、薄毛・抜け毛予防におすすめの運動を紹介していきます。

  • ウォーキング
  • ストレッチ
  • ジョギング
  • サイクリング
  • 水泳

薄毛・抜け毛の対策は毎日継続することが大切です。自分に合った運動を選んで、始めてみてください。

ウォーキング

ウォーキングは、手軽に始めやすく薄毛対策にもおすすめです。

背筋を伸ばして手をしっかり振る正しいウォーキングを行うと、全身の血行が良くなります。特に、ふくらはぎの筋肉は第二の心臓とも呼ばれる部分で、動かすことで血行の改善につながります。自然豊かな場所で行えば、ストレス発散にもつながるでしょう。

ストレッチ

雨の日や寝る前には、ストレッチを行うと良いでしょう。

ストレッチは筋肉をゆっくり動かせるため、血行を促進できます。また、リラックスした状態で行えば副交感神経も優位になりやすいと考えられます。

ストレッチは室内で行えるため、外での運動ができないときにもおすすめです。

ジョギング

しっかり目の運動をしてみたい方は、ジョギングを始めてみてはいかがでしょうか。

ジョギングは、ウォーキングよりも体に負荷をかけられます。短時間で運動を済ませたい方にもおすすめです。ジョギングで汗をかいて爽快感も得られるでしょう。

いきなり始めると怪我をする可能性もあるので、しっかりとストレッチやウォーミングアップをしてから行ってください。

サイクリング

サイクリングも適度に筋肉を使うため、薄毛対策におすすめです。

自然の中をサイクリングすれば、景色も楽しめて良いストレス発散にもなるでしょう。ジョギングよりもさらに爽快感も得られます。足の筋肉をしっかりと使うため、血行促進にも効果があります。

ロードバイクで遠くへ出かけてみるのもおすすめです。

水泳

体にあまり負荷をかけたくない場合には、水泳や水中ウォーキングを試してみましょう。

水の中は浮力があるため、地上よりも体への負荷は少なくなります。ですが、水中で体を動かすと筋肉はしっかり使えるため、薄毛対策に良いでしょう。

泳ぐことが苦手な方は、水中を歩くだけでも良い運動となります。

薄毛・抜け毛対策として運動する際の注意点

薄毛対策には運動することがおすすめですが、運動のしすぎには注意しましょう。

運動のしすぎは人によってはストレスの原因となります。また、エネルギーの消費が多くなるため、必要な栄養が頭皮に届かなくなってしまう可能性もあります。

筋肉トレーニングも、ストレス発散になる程度であれば問題ありません。ただし、どちらかというとこれまで説明してきた有酸素運動の方が、血行促進や代謝促進の点でもおすすめです。

どの運動でも「血行を促進し体が温まる」「ストレス発散となる」程度を長く継続することが、薄毛対策をするためには重要です。

運動以外にやるべき薄毛・抜け毛対策

残念ながら運動をするだけでは薄毛が改善するとはいえません。運動以外にも次のような対策を並行していきましょう。

  • 頭皮の環境を整える
  • 生活習慣を見直す
  • ストレスをためない

運動以外にも、上記の対策で血行を促進して頭皮に十分な栄養が行き渡れば、薄毛の予防になります。

頭皮の環境を整える

何よりも大切なことは、髪の毛が生えてくる頭皮の環境を整えることです。頭皮を清潔にしておくことで頭皮のターンオーバーが正常化しやすくなり、薄毛対策につながります。また、毛穴の詰まりをなくすことでAGAの塗り薬が浸透しやすくなるでしょう。

特に男性の場合は皮脂が出やすく毛穴が詰まりやすいです。1日1回はシャンプーを使って洗髪をしましょう。逆に洗髪のしすぎやゴシゴシ洗いは頭皮を傷める原因となるため、多くても1日2回の洗髪にし、指の腹を使って優しく行うようにしてください。

また、頭皮の血行を促進するために頭皮マッサージを行うこともおすすめです。心地良い力加減で、ゆっくり頭皮を揉んでみましょう。

生活習慣を見直す

薄毛対策には生活習慣を見直すことも大切です。具体的には次のようなことを見直してみてください。

  • 食生活(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミンなど栄養バランスが取れているか)
  • 十分な睡眠時間を確保できているか
  • 規則正しい生活が送れているか
  • 飲酒や喫煙はなるべく控える

上記の内容を全て見直すことが望ましいですが、難しいようなら食生活から見直してみることをおすすめします。特にタンパク質は皮膚や髪の毛の原料となるため積極的にとりたい栄養素です。食生活が偏っている場合は、プロテインやビタミン・ミネラルのサプリなどを取り入れてみても良いでしょう。

ストレスをためない

薄毛改善のためにも、ストレスをためない生活を心がけましょう。これまでに解説したように、ストレスは自律神経を乱れさせ、成長ホルモンの分泌を抑えてしまいます。また、食生活や睡眠時間も乱れてしまう可能性があるでしょう。

この記事で紹介した運動を取り入れてみたり、リフレッシュできる趣味を見つけたりして、ストレスをなるべくためないようにしていくことが重要です。

まとめ

薄毛や抜け毛の改善・予防には、治療を行う以外にも運動を取り入れたり生活習慣を見直したりすることが必要です。この記事で解説した運動や生活習慣を取り入れることで、治療が終わった後にも薄毛・抜け毛が起きにくい頭皮環境に近づくでしょう。

薄毛対策での運動は、ストレスにならない程度の有酸素運動やストレッチがおすすめです。頭皮の血行を促進するとともにストレス発散もでき、健やかな頭皮環境にしていけます。激しい運動はストレスになり逆効果となる可能性もあるため気をつけましょう。

Dr.AGAクリニックでは、治療の提案だけでなく生活習慣のアドバイスも行っています。完全個室のプライバシーが徹底された状態で、丁寧なカウンセリングが受けられます。カウンセリングは無料で行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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