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枕についた抜け毛の量が多い?原因と対策についてDr.AGAクリニックが解説

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気持ちよく寝ていたものの、翌朝起き上がると枕には多くの抜け毛が!なんてことを経験したことはありませんでしょうか?抜け毛が多いと今後の薄毛リスクなどいろんな不安がよぎると思います。

枕に抜け毛が付く量の正常や原因を理解することで、少しは安心できるかもしれません。また対策についても解説しているので、抜け毛に悩まされている方はぜひ参考にしてみてください。

枕についた抜け毛の正常な本数は?

髪の毛には生まれ変わりのサイクル(ヘアサイクル)がありそれによって抜け落ちるため、抜け毛は誰にでも自然に起きる現象です。1日に抜ける髪の毛の本数は約50~100本といわれており、1日の中でシャンプー中の抜け毛が一番多く、全体の約6割程度です。

就寝中のみの正常な抜け毛の本数を割り出すのは難しいですが、だいたい20本を超える本数だと注意が必要です。

ただ個人差もあり明確なデータがないため、今までよりも明らかに枕に付着する抜け毛の量が増えているかどうかで判断するといいでしょう。

本数よりも抜け毛がどんな毛をしているか

枕に付いた抜け毛の本数だけではなく、注意したいのは抜けた毛の状態です。抜け毛には正常な抜け毛と異常な抜け毛があり、異常な抜け毛が多いほど頭皮や髪の毛に何か異常をきたしている可能性があります。正常な抜け毛と異常な抜け毛を比べてみましょう。

*正常な抜け毛の特徴*

・毛根が白っぽい色をしており、ふっくらとした丸みを帯びている。

・毛根の周りを半透明の膜が覆っている(毛根鞘)

・髪の毛にハリ、コシがある

*異常な抜け毛の特徴*

・毛根が膨らんでいなかったり、黒い

・髪の毛が細く短い

・髪の毛の先端が尖っている

正常な抜け毛と異常な抜け毛にはこのような特徴の違いがあるので、一度抜け落ちた髪の毛を観察してみてください。異常な抜け毛に当てはまる項目が多ければ、何らかの原因でヘアサイクルが乱れている可能性が高いです。

枕についた抜け毛が多い原因

枕に多くの抜け毛が付く原因はいくつか考えられますので、今回は6つそれぞれ説明していきます。

①就寝前に洗髪をしていない

先ほどシャンプー中の抜け毛が1日の中で一番多いとお伝えしました。通常役目を終えた抜けやすい髪の毛はシャンプー中に抜け落ちるのですが、寝る前に洗髪をしていなければシャンプー時に抜け落ちる予定であった髪の毛が就寝時にも残っているということになります。その分が寝返りなどの刺激で抜け落ちるため、翌朝枕に付着する抜け毛量が多くなります。

②髪を乾かさずに寝てしまっている

短髪の男性に多いケースですが、髪の毛を乾かさずに寝てしまうと、頭皮の湿気状態によって雑菌が繁殖します。この状態はにおいが発生したりフケやかゆみなどのトラブルが起きやすく、悪化すると抜け毛につながります。

また髪の毛が濡れている状態は髪の毛を保護する機能があるキューティクルが開いており、枕との摩擦で容易に切れ毛や抜け毛を引き起こします。

髪の毛を乾かさずにいることは頭皮・髪の毛にとって悪い影響しか与えません。お風呂上りは必ずドライヤーで髪の毛を乾かしましょう。

③清潔でない寝具

枕やシーツは寝ている間にかいたたっぷりの汗を吸収しています。そんな枕カバーや寝具を洗濯せずに使用していると、雑菌が繁殖し頭皮に付着することで炎症を引き起こして抜け毛になる可能性があります。寝具はこまめに洗濯して清潔を保つようにしましょう。

④乱れた生活習慣

抜け毛につながる生活習慣の乱れは食生活、睡眠、運動不足があります。

ビタミン・ミネラル・タンパク質が不足した栄養バランスが偏った食事は、髪の毛の成長に必要な栄養が不足し十分に成長することができません。

睡眠不足は髪の毛の成長に必要な成長ホルモンが分泌されなかったり、運動不足は血行不良に陥り頭皮まで栄養が届けられません。

⑤季節的な要因

季節によって一時的に抜け毛の量が増える時期があります。抜け毛が増えやすいのは夏~秋にかけてです。夏の最も強い紫外線を浴び続けた頭皮ダメージが蓄積し抜け毛の増加に影響してきます。また遺伝子の名残が影響して動物と同じように生え変わりの時期ともいわれています。

⑥AGA(男性型脱毛症)の発症

枕につく抜け毛の量が今までより増えた方は遺伝や男性ホルモンが主な原因であるAGA(男性型脱毛症)を発症している可能性もあります。生え際や頭頂部の薄毛が目立つのが特徴的で成人男性に発症し早ければ20代から進行することもあります。AGAは自然に治ることは期待できず放置しておくと進行してしまうため、早めに専門科で治療することが大切になります。

枕に付着する抜け毛を減らす対策

枕につく抜け毛の量を減らす対策として3つご紹介していきます。

清潔な状態で就寝する

抜け毛を予防するためのヘアケアは以下のような点があります。

・夜に髪の毛を洗う

・シャンプーは指の腹で頭皮を洗う

・頭皮に合ったシャンプーを使う

・髪をしっかり乾かしてから寝る

その日の汚れはその日に落とすことがベストですので、翌朝の抜け毛を減らすためにも夜にシャンプーをして抜ける予定だった髪の毛も落としておきましょう。また、シャンプーをする際は爪を立てずに指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗うことで、頭皮を傷つけずに洗えます。頭皮が乾燥しやすい方は保湿成分が多く含まれたシャンプーを使うなど、頭皮に合わせたシャンプーを選ぶことも大切です。頭皮の雑菌の繁殖を防ぐために洗髪後は根本からしっかりとドライヤーで乾かすようにしましょう。

また寝具も清潔に保つ必要があるので、枕には枕カバーを付けてシーツとともに定期的に洗濯するようにしましょう。

生活習慣を見直す

食事面ではバランスの良い食事を意識しましょう。特に髪の毛の主成分となるタンパク質、タンパク質の合成に必要な亜鉛、髪の健康を維持するビタミンAは積極的に取り入れたい栄養素になります。具体的な食べ物としてタンパク質は鶏むね肉や卵、亜鉛は牡蠣やレバー、ビタミンAはシャケやウナギが挙げられます。これらの食材を意識的に多く摂取するといいでしょう。

また就寝3時間前までに食事を済ませることで就寝中の胃腸の消化活動を休めることができ、質のいい睡眠をとることができます。スマホやパソコンから放たれているブルーライトは入眠を妨げる光の懸念があるため、できれば寝る2時間前から使用を控え部屋を暗くして入眠体制を整えるのがベストです。

毎日忙しくて運動習慣が作れない方や、運動する気になれない方は日常のちょっとした行動を変えてみてはいかがでしょうか。いつも降りる駅の一駅手前で降りて歩く距離を長くしてみたり、エスカレーターやエレベーターではなく階段を使用してみたり、ただ歩くのではなく腕を大きく振って歩幅を大きく歩くことで少しの運動になります。

専門医に相談する

上記のセルフケアを見直しても枕につく抜け毛の量が減らない場合や異常な抜け毛である場合はAGAを発症している可能性があります。AGA専門のクリニックでは、抜け毛や薄毛の治療に特化した適切な治療を受けることができるため、個々の症状に合った治療法を提案してもらうことが可能です。AGAは進行型で且つ完治しないという厄介な特徴がありセルフケアでの改善はなかなか難しいため、できるだけ早めに専門医に相談することが大切です。

まとめ

枕につく抜け毛の量は多少は問題ないですが、明らかに本数が多かったり今までと比べて抜け毛量が増えている場合は注意が必要です。抜け毛の原因や異常な抜け毛の特徴についてお伝えしてきたので、思い当たる原因があればぜひ改善して対策しましょう。

もし原因が思い当たらなかったり、対策しても抜け毛量が減らない場合はAGAクリニックに相談することをお勧めします。

AGA治療を始める際には医師による診察や検査を経て、治療薬を使用しても問題ないかどうか判断してもらえます。少しでも抜け毛や薄毛が気になる方は、Dr.AGAクリニックまでお問い合わせください。

当院は、通院しやすいように各駅徒歩1分の立地で開院し、オンライン診療にも対応。もしまったく治療効果が得られなかった場合には、全額返金保証の制度もご用意しています。

AGAは自力で改善させることはできず、放置しておくことでどんどん進行してしまう病気です。不安な方はお気軽に当院までお問い合わせください。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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