AGA治療

薬の耐性について

AGA治療

長く薬を服用していると、薬の抗体や耐性が気になるかと思います。

本日は、薬の耐性についてのお話と、耐性がついてしまった場合の改善方法についてお話をしていきます。

薬を服用することで、弱った患部を修復したり、痛みを止めたり、炎症を改善させることができます。

しかし、長期期間同じ薬を飲み続けたり、大量の薬を服用し続けたりすることによって、効果が薄れていく可能性があります。

薬が排出される方法は主に、便や尿からです。

便で排出される場合には、肝臓で解毒されます。便に溶ける形に分解・解毒する時に必要な解毒剤の量は、薬の量が多ければ多いほどたくさん作られるため、薬の効果が薄れていく可能性があります。

分かりやすい例で例えるとアルコールの分解作用です。

お酒が全く飲めない方も中にはいらっしゃいますが、大体の方の場合はある程度練習をすれば(少しずつ飲む量を増やすなど)、以前よりお酒を飲める量が増えているはずです。

飲めば飲むほど、お酒を分解する解毒剤が多く作られることになり、アルコールの摂取可能量が一時的に増えます。(過度な飲酒を推奨する意味合いではありません。)

逆に、しばらく飲酒をしていなければ、またお酒が弱くなってしまいます。

当院での治療の推奨期間は少なくとも1年間です。

1年間治療を行うことで、短くなったヘアサイクルを改善し、同時に薄毛の改善が期待できます。

1年間の治療を終えたあと、抜け毛防止の薬を服用され続ける方もいらっしゃいますが、その際に、以前より薬の効果が薄くなったと感じられる場合は、一度休薬されることをおススメ致します。

服用していた薬を一度中止することで、体が覚えた薬への解毒作用を減らすことができ、肝臓の機能を元に戻すことが期待できます。

AGAは完治のない疾患です。ご自身の体質や薬とは長くお付き合いしていく必要があるからこそ、薬の効果が出るメカニズムをしっかりと把握し、最大限の効果が出るように意識して頂ければ幸いです。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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