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頭皮が赤い原因

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頭皮が赤い場合、その原因のほとんどは乾燥によるものです。

頭皮が乾燥しがちな方ほど、バリア機能が低下し油分が分泌されていることに気づかず、油分がリンスやトリートメントによるものだと勘違いする傾向にあるため、シャンプーだけで日頃のケアを終わらせてしまう習慣が根付いています。

頭皮が乾燥することで、肌のバリア機能が低下していきます。

バリア機能が低下することで、過剰な油分の分泌だけでなく外部からの刺激や異物の混入が原因となり、炎症や赤みの原因となります。

乾燥が原因の赤みであれば生活習慣を見直し、保湿剤でのケアなどを心掛けることで赤みは改善します。

しかし、改善しない赤みは乾燥以外の原因や疾患を生じている場合もあります。

頭皮の炎症を起こし赤みを伴う湿疹には、脂漏性皮膚炎や接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、毛嚢炎などが代表的です。

脂漏性皮膚炎はパーキンソン病やAIDSに合併しやすい疾患です。

カビの一種であるマラセチア菌の異常増殖が原因と考えられています。

接触皮膚炎は、特定の物質が皮膚に触れて炎症が引き起こされ、赤みやただれを引き起こすアレルギー性のものと、皮膚にダメージを与え頭皮が赤くなる刺激性のものがあります。

カウンセリング中、施術中にも頭皮の一部または全体が赤く炎症を起こしている患者様がいらっしゃいます。

治療をして悪化する可能性は低いですが、皮膚炎を発症している場合はAGAの治療で改善させることはできません。

皮膚科などの専門医でお薬の処方や治療を受ける必要があります。

髪の毛の発毛にとって、頭皮環境が良好であることは譲れない条件の一つです。

痒みがないから、痛くないから、まだ大丈夫だろう、などと思わずに、頭皮の赤みが気になった時には、早めに病院を受診するよう心掛けてください。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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