AGA治療に使用されるお薬にはいくつかの種類があります。
また、男性と女性では処方薬の一部が異なり、細かなカウンセリングのもと患者様に必要なお薬を選定し、処方しています。
内服薬以外には、サプリメントや外用薬、施術などの治療方法もありますが、こちらの記事では主に、内服薬についてご紹介いたします。
【男性の場合】
・フィナステリド
AGA治療に使われる内服薬の中で、もっとも有名なお薬です。
元々はプロペシアと呼ばれるお薬で、プロペシアのジェネリック医薬品にあたるものがフィナステリドとなります。
フィナステリドは、AGAが原因で起こる抜け毛に特化したお薬です。
原因物質となる、5aリダクターゼⅡ型と呼ばれる還元酵素を阻害し、抜け毛の量を減らす効果があります。
抜け毛を加速させる血中のジヒドロテストステロンの阻害効果は約70%と言われています。
・デュタステリド
デュタステリドは元々ザガーロと呼ばれるお薬で、ザガーロのジェネリック医薬品にあたるものがデュタステリドとなります。
デュタステリドはAGAだけではなく、びまん性脱毛症などの広範囲にわたる抜け毛の予防に特化したお薬です。
原因物質となる、5aリダクターゼⅡ型・Ⅰ型両方の還元酵素を阻害し、抜け毛の量を減らす効果があります。
抜け毛を加速させる血中のジヒドロテストステロンの阻害効果は約90%と言われており、その効果はフィナステリドよりも高いことで知られています。
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