ミノキシジルをやめるとどうなる？やめるタイミングについても解説

「ミノキシジルっていつまで続けたらいいんだろう？」
「やめるとまたAGAは再発する？」
「やめていいタイミングがあれば誰か教えて！」

AGA治療を行っている人のなかには、治療薬のひとつであるミノキシジルに関して、このようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。

AGAに対する発毛効果が証明されているミノキシジルですが、長期間治療を必要とするため、やめたいと感じる瞬間もありますよね。そこでこの記事では、以下の点について解説していきます。

• ミノキシジルをやめるとどうなるのか
• ミノキシジルの効果
• やめるタイミング
• やめる際の注意点

この記事を読めば治療効果を最大限残しつつ、ミノキシジルをやめてよいタイミングが分かるようになります。ぜひ最後まで読んで、今後の治療にお役立てください。

ミノキシジルをやめるとどうなる？

ミノキシジルをやめると、AGAが再発し、薄毛が進行する可能性があります。ただし、ミノキシジルのみを服用している場合と他の薬を併用している場合で起こりうる変化が異なります。

そのため、以下の2パターン別にミノキシジルをやめるとどうなるのか解説していきます。

• ミノキシジルのみを服用している場合
• ミノキシジルと他の薬を併用している場合

ミノキシジルのみを服用している場合

ミノキシジルのみを服用している場合、服用を中止すると薄毛が進行してしまう恐れがあります。AGAは男性ホルモンの影響によって起こる進行性の脱毛症だからです。

ミノキシジルは血流の改善と毛母細胞を活性化することで発毛を促進しますが、服用を中断するとその効果は持続しません。そのため、ミノキシジルのみを服用していた場合は、中断するとAGAが再発する可能性が高くなります。

ミノキシジルと他の薬を併用している場合

ミノキシジルと他の薬を併用している場合、ミノキシジルのみ中断するだけであれば薄毛の進行を抑制したまま毛量を維持できる可能性があります。ミノキシジルと併用できる代表的な薬には「プロペシア」と「ザガーロ」などがありますが、どちらも脱毛を抑制する効果をもつためです。

そのため、ミノキシジルをやめた場合でも増えた髪を維持できる可能性があります。ただし、ミノキシジルと違ってプロペシアとザガーロに発毛作用はありません。今よりもっと髪の量を増やしたい場合は、併用を継続するのが望ましいでしょう。

ミノキシジルを減薬するとどうなる？

ミノキシジルは発毛を促す作用があるため、減薬すれば当然ながら発毛効果は落ちます。そのため減薬すると薄毛が再度進行する可能性もあります。

しかし、脱毛を抑える作用のある他の薬と併用しているのであれば、毛量が増えた時点でミノキシジルを段階的に減らしても毛量を維持できる可能性があります。ミノキシジルを減薬する際には必ず医師と相談したうえで減らすようにしましょう。

そもそもミノキシジルとは？

そもそもミノキシジルとは、国内で唯一発毛効果が認められている治療薬です。毛細血管が拡張することで頭皮の血流を改善し、毛母細胞を活性化することで発毛を促進する働きがあります。

治療効果が出るまでには個人差がありますが3~6ヵ月程度とされており、効果を実感するためには長期的な服用が不可欠です。副作用は決して多くはないものの、以下の症状が挙げられています。

• 初期脱毛
• 皮膚炎
• 動悸・息切れ
• 頭痛・めまい

もし治療中、体調に違和感が出たらすぐに医師の診察を受け、治療方針を相談するようにしてください。

関連記事：ミノキシジルの効果は？副作用や服用方法、注意点をわかりやすく解説

ミノキシジルをやめるタイミングは？

ミノキシジルをやめたいと感じたら、以下の4つのタイミングで検討するとよいでしょう。ただし、やめる場合は自分1人で判断せず、必ず医師に相談するようにしてください。

• 副作用がひどいとき
• 半年以上継続しても効果が出ないとき
• 薄毛の症状が気にならなくなったとき
• 金銭的に負担を感じるようになったとき

それぞれ解説していきます。

副作用がひどいとき

副作用がひどく現れたときは、服用を中止しましょう。ミノキシジルでもっとも多く報告されている副作用はかゆみや発赤などの皮膚症状ですが、動悸や息切れなどの心血管系の症状や肝機能障害などが起こる可能性もあります。

重篤な症状が出ると命にかかわる危険もあるため、医師に相談したうえで中止も視野に入れて検討しましょう。

半年以上継続しても効果が出ないとき

ミノキシジルを半年以上服用しても効果を感じられない場合は、中止を検討してもよいでしょう。一般的に、ミノキシジルは3～6ヵ月で治療効果を感じることが多いため、半年以上継続しても効果が出ない場合は体質と合っていない可能性があります。

別の治療法がないか担当医と相談してみるとよいでしょう。

薄毛の症状が気にならなくなったとき

薄毛が気にならなくなるほど改善した場合は服用中止を検討できます。AGAは進行性の脱毛症であるため治療に終わりはありませんが、納得のいく結果が得られたらやめることも一案です。

しかし、やめることで薄毛が再発する可能性があるため、リスクなどを医師とよく相談したうえで中止を検討しましょう。

金銭的に負担を感じるようになったとき

金銭的に負担を感じる場合も中止してもよいでしょう。ミノキシジルを使用したAGA治療の相場は一月あたり5,000～15,000円程度かかります。人によっては毎月支払い続けるのは負担に感じてしまう場合もあるはずです。

生活状況に応じて負担を感じるようであれば、医師と相談して他の治療方法がないか検討してみましょう。

ミノキシジルをやめる際の注意点

ミノキシジルをやめる際は1人で判断せず、必ず医師に相談してから中止するようにしましょう。独断で薬の量を調整すると重篤な副作用が現れたり、これまで積み重ねた治療が無駄になってしまったりする可能性があります。

必ず担当医に確認したうえで中止するようにしてください。

まとめ

ミノキシジルは発毛効果が認められた優れた治療薬の1つですが、長く治療を続けているとやめるタイミングについて考える時期もくるでしょう。ミノキシジルをやめたいと感じたら、以下のタイミングで検討してみてください。

• 副作用がひどいとき
• 半年以上継続しても効果が出ないとき
• 薄毛の症状が気にならなくなったとき
• 金銭的に負担を感じるようになったとき

ただし、やめることで体調に変化をきたす可能性があるため、必ず事前に専門医に相談してから中断するようにしてください。

Dr.AGAクリニックはAGA・薄毛専門のクリニックです。徹底的にプライバシーを配慮した環境で、一人一人に合わせた治療方針をご提案します。

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