AGA

髪が伸びる速さは?髪の毛が早く伸びる人の特徴を解説

AGA

人によって、「この前、切ったばっかりなのにもう髪が伸びてきた」という方もいれば、「なかなか伸びてこない」と悩まれる方もいらっしゃるかと思います。こうした差はなぜ生まれるのでしょうか?

本記事では、髪の伸びる速さに焦点をあてつつ、気温の問題や髪が早く伸びる人の特徴についてもあわせてお伝えします。

一般的な髪が伸びる速さ

髪は、毛根の中にある毛母細胞が毛乳頭という組織から栄養を吸収し、分裂を繰り返すことで伸びていきます。
個人差はありますが、髪が伸びる速さは1ヶ月に平均約1.2cm程度となります。髪は成長し続けることはなく、一定の成長を経た時点で寿命を迎えて抜け落ちます。

しかし日々のストレスや外的要因により毛周期が乱れることで、髪が抜けやすくなったり、生えにくくなることがあります。
そのほか年齢とともに頭皮のターンオーバーが正常に働かなくなり、抜け毛や痒みなどのトラブルを引き起こすこともあります。

髪が伸びる速さと気温の関係

髪の毛の成長スピードについては、気温も関係しています。気温が高いほど新陳代謝が活発になるため、毛髪の成長スピードが速くなる傾向にあるのです。

さらに、気温が高いと血管が拡張し血流が良くなるため、体内の細胞活動量も他の時期に比べて活発になります。
たとえば、夏の時期は細胞活動量が増えること、そして血流が良くなることで、必然的に毛球や毛根へ運ばれる栄養素が通常よりも増えるため、髪の毛の伸びるスピードが速くなるのです。
逆に、寒い冬の時期には気温が下がることで体が冷え、血流が悪くなるので、運ばれる栄養素も夏に比べて格段と減少します。

夏の暑い時期に紫外線によるダメージを受けた髪の毛は、秋になり切れ毛や抜け毛として現れ抜け毛の原因になりますが、そこに冬の成長速度が遅い発毛期が重なると、「毛量が減った」「薄毛に見える」という状態につながる場合があります。
髪の毛の成長スピードは年間を通して一定ではない、ということです。

なお、AGAやFAGAが原因で起こる抜け毛や薄毛は、問診やマイクロスコープ診断によって判断が可能であるため、気温の変化による薄毛と混同されて誤った判断を下されることはありません。何が原因で抜け毛が起きているのか等、現在不安を抱えていらっしゃる方は、ぜひお気軽にクリニックまでお問い合わせください。

髪が早く伸びる人の特徴

気温の問題は誰にとっても平等な要素ですが、個々人によってやはり髪が伸びるスピードには差があります。

では、髪が早く伸びる人に共通する特徴は何かというと、それは「睡眠をしっかり取り、バランス良く栄養を摂取し、頭皮の血行も良い」ということだと判明しています。

睡眠については、できれば7時間以上は欲しいところです。
バランスの良い食事については、動物性タンパク質やバナナに多く含まれるケラチン、またケラチンの働きを助ける亜鉛を摂取するのがおすすめです。亜鉛は、牡蠣、牛肉、卵、チーズ、納豆、切干大根、アーモンドなどに多く含まれています。
血行については、湯船に浸かって温まったり、頭皮マッサージをしてみたり、生姜や唐辛子などカプサイシンを取り入れた食事で体を温めたりするのがおすすめです。

ちなみに、髪の成長を促進に寄与するエストロゲンは、女性ホルモンの一種なので、エストロゲンを多く分泌する女性のほうが毛髪の成長期が長いといわれています。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

error_outline 当サイトのコンテンツはDr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹の監修により運営されております。