AGA(男性型脱毛症)やFAGA(女性男性型脱毛症:男性ホルモンが原因となって起こる女性の薄毛)の診断に血液検査などの判断材料はありません。
そのため、問診とマイクロスコープでの診断がとても重要となります。
AGAやFAGAが進行した前頭部や頭頂部の毛根部分をマイクロスコープで確認すると、側頭部や後頭部に比べて明らかに毛が細く、一つの毛穴から出る本数も減っています。
≪マイクロスコープでわかる頭皮の状態≫
毛穴や頭皮の状態が脂っぽい:偏った食事、睡眠不足、正しいシャンプーやヘアケア方法の見直し
頭皮が乾燥している:紫外線の影響、ドライヤーの熱(10分以上の使用、ドライヤーの近づけすぎが乾燥ダメージの要因に)、頭皮の水分不足、睡眠不足、血行不良
頭皮に角質層のはがれがある:頭皮の水分不足、ビタミン類の摂取不足や高血圧
健康な頭皮は、毛穴に角質や皮脂などが詰まっていません。凹んでいる状態で赤みがなく、ほどよいツヤがあります。
遺伝的要素とマイクロスコープ診断が合わさってはじめて、AGAやFPHLの診断確定となります。最近抜け毛が気になりはじめた方は、一度ご自身の毛根や頭皮の状態を確認されてみてはいかがでしょうか。