AGA治療

ミノキシジルで産毛が生えてくるまでの期間は?産毛を太くする方法も解説

AGA治療
  • ミノキシジルを続けているけどなかなか効果が実感できない…。
  • 産毛が生えてくるまでにどれくらい時間がかかるの?
  • 産毛を太くするにはどうしたらいいか教えて!

このように悩んでいる人もいることでしょう。

ミノキシジルはAGA治療の代表的な薬のひとつですが、その効果を実感できるまで時間がかかるため、途中であきらめてしまう人も多いです。そこでこの記事では、ミノキシジルを服用して産毛が生えてくるまでの期間や、産毛止まりになってしまう原因、産毛を太くする方法などについて解説します。

この記事を読めば、ミノキシジルの効果を最大限引き出すために必要な知識を得ることができるでしょう。

産毛とは?

産毛とは、細くてコシがない状態の毛を指し、新生毛とも呼ばれます。通常、健康な髪の毛は、成長していくにつれ産毛がだんだん太く長くなっていきます。しかし、AGAの毛髪はヘアサイクルが極端に短くなってしまうため、産毛の状態から十分に育たずすぐに抜け落ちてしまうのです。

そのため、AGA治療では、短くなってしまったヘアサイクルを正常に戻し、抜け毛を防止し発毛を促しながら太くて健康的な髪の毛を増やすことを目的としています。

ミノキシジルを服用して産毛が生えてくるまでの期間

ミノキシジルを服用して産毛が生えてくるには、成分の配合量や個人差によるものの数ヶ月かかるのが一般的です。数ヶ月もの時間がかかるのには、ヘアサイクルが大きく影響しています。

ヘアサイクルは、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階を経て、新しい毛に生まれ変わります。このうち「休止期」とは髪の成長が完全に止まった時期であり、2~3ヶ月ほどかけて新しい髪の毛を作るための準備をします。

治療開始時に毛根のヘアサイクルがこの休止期に入っていると、産毛はなかなか生えてきません。そのため、人によっては産毛が生えそろうまでに数ヶ月かかってしまうのです。

ミノキシジルを服用して産毛止まりになってしまう原因

ミノキシジルを服用しても、「産毛止まりになってしまった…」と落ち込んでしまう方もいますが、これはヘアサイクルが復活できていないことが影響と考えられます。

AGAを治療するためには、長期間の継続服用が必須です。産毛が生えてくるのでさえ数ヶ月かかるため、産毛が太く長く成長するためには、さらに時間を必要とします。

産毛が生えてくるのは、治療の初期段階。ヘアサイクルが改善するまで根気よく服用することで、しっかりとした髪の毛が生えてくるはずです。あきらめず治療を継続してみてください。

ミノキシジルを服用して生えてきた産毛を太くする方法

生えてきた産毛を太くするためには、薬に頼る以外にもできることがあります。具体的な方法は以下の3つです。

  • 食生活を改善する
  • 生活習慣を改善する
  • ストレスを発散する

それぞれ順番に解説していきます。治療効果を高めるためにぜひ日頃から意識してみてください。

食生活を改善する

食生活を改善させることは、産毛を太く成長させることにつながります。髪の毛の栄養は血管を流れる血液から供給されるため、十分な栄養を届けることで髪の毛の成長を促します。

日頃からバランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。髪の主成分であるタンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルなどの栄養素を意識的に摂取するとよいでしょう。

生活習慣を改善する

生活習慣を見直すことも大切です。良質な睡眠をとると寝ている間に成長ホルモンが分泌されるため、髪の毛を丈夫で健康的に成長させてくれます。

夜なかなか寝付けないという方は、寝る2時間前にスマートフォンやPCの電源を切り、部屋の明かりを弱くして入眠しやすい環境を整えましょう。

ストレスを発散する

慢性的なストレスは、自律神経を乱れさせます。自律神経が乱れると血行不良を引き起こすため、髪の毛にも十分な栄養が行き届かなくなってしまいます。

ストレスを溜め過ぎないように、自分なりの解消法を見つけておきましょう。ウォーキングなどの適度な有酸素運動は、心も体もリフレッシュできるためおすすめです。

ミノキシジルを服用すると体毛が濃くなるって本当?

ミノキシジルを服用することで、体毛が増えたり多毛症になったりすることが実際に報告されています。しかし、体毛が増えるということは治療薬が効いている証拠でもあり、体毛だけが濃くなって髪の毛が生えてこないということはほぼありません。

多毛症以外の副作用の報告はほとんどありませんが、心臓や肺、血管などに既往や疾患がある方には重篤な副作用のリスクがあるため、内服薬を使用できません。

ミノキシジルの服用による体毛の増加が気になる場合の対処法

体毛の増加が気になった場合は、医師に相談したうえで治療方針を検討しましょう。体毛増加のリスクが低いタイプの薬に変更するなどの対策が可能です。

相談する前に自己判断で中止しないようにしてください。服用をやめると、これまで改善してきたヘアサイクルが元の状態に戻ってしまう可能性があります。必ず医師に相談しましょう。

薄毛でお悩みの方へ。あきらめない!薄毛・AGAは医療治療で!
この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 岩槻 快樹

2019年 大阪市立大学医学部卒業
2019年 大阪市立大学医学部附属病院
2021年 医療法人杏和会 阪南病院
2022年 Dr.AGAクリニック大阪梅田院 院長就任
2024年 Dr.AGAクリニック 総院長就任

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