髪の毛が傷むと切れ毛や枝毛が発生します。では、どうして髪のダメージは生じてしまうのでしょうか?
この記事では髪が傷む要因について、説明します。
熱によるダメージ
ドライヤーと違い、直接髪の毛に高温の機器をあてるヘアアイロンは熱の温度によって髪の毛に大きなダメージ=損傷を与えます。
ダメージが蓄積された髪の毛は切れ毛や断毛の原因となります。
使用するヘアアイロンの温度が高ければ高いほど、そして使用時間が長ければ長いほど髪の毛の強度が低下することになります。
毎日使用するドライヤーでも、高温の温風を何度も同じ個所に使用することにより切れ毛や枝毛の原因となります。
ヘアアイロンであればできるだけ低い温度のものを短時間で、ドライヤーであれば髪の毛からできるだけ離れたところから低めの温度で乾かすことで、髪の毛の損傷を最小限に抑えることができます。
薬剤によるダメージ
ブリーチ剤やパーマ剤などの薬剤の強さによっても髪の毛のダメージは蓄積されます。
摩擦によるダメージ
強いブラッシングや頻度の高いシャンプーは髪の毛に摩擦が生じ、毛を損傷させる可能性があります。
シャンプーをするときには、髪の毛同士を擦り合わせる必要はありません。
よく泡立てた洗剤で、頭皮を洗うように意識しましょう。
シャンプーの泡立ては髪の毛で行うのではなく、事前に手やネットで泡立ててから髪の毛に塗布してください。
紫外線や塩素によるダメージ
その他、強い紫外線によるダメージ、海水の塩分やプールの塩素によっても髪の毛のダメージが蓄積されます。
海水浴やプールの後には直ぐに髪の毛を洗い、ダメージの蓄積を抑制することが大切です。
髪の毛へのダメージを最小限に抑え、健康な髪の毛が維持できるよう心掛けましょう。