季節によって毛が生え変わることを換毛といい、犬などの動物は春と秋の換毛期を経て、夏毛・冬毛へと体中の毛が生え変わります。
人間には“冬毛に切り替わる”という概念がないため、換毛期がないといわれていますが、それでも3月と11月頃には抜け毛が増える傾向にあります。
特に秋口には、夏の紫外線でダメージを受けた髪の毛が痛みに耐えきれず、切れ毛や枝毛となってやがて抜け落ちやすくなります。
動物の中でいわゆる換毛期にあたる3月や11月に少しでも抜け毛を減らす為には、夏場の紫外線対策が最も重要となります。
帽子を被ることは、熱中症予防だけではなく、大切な髪の毛や頭皮を守る行動にも繋がります。
また、春先の抜け毛対策も十分に行いましょう。
春先には、就職や転職、異動の時期など、環境が変わる事が多くストレスが溜まりやすい時期であることに加え、花粉の影響で頭皮環境が乱れて抜け毛が増える可能性があります。
さらに冬場の頭皮乾燥で春先に抜け毛が増える可能性もあるため、保湿対策は年間を通してしっかりと行う必要があります。
保湿をすることで、肌のバリア機能が正常に保たれるため、紫外線や花粉などの外部刺激から頭皮を守ることができ、頭皮環境の乱れを防ぐことが可能になります。
痒みが現れた場合、頭皮は既に乾燥してます。
保湿ローションを塗るなどして乾燥対策を行い、抜け毛改善を行ってみてはいかがでしょうか。