生活情報

ヘアカラーアレルギー

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ヘアカラーやパーマ液などの薬剤によってアレルギー反応が起こる場合があります。

発生頻度は少ないものの、人によっては大きな反応を起こしてしまう可能性もあるため、危険が伴います。

ヘア用の薬剤でアレルギー反応を起こす場合、発症するのは施術後2.3時間、もしくは半日から1日後で、その多くは頭皮に発疹や痒みなど接触性皮膚炎のような症状が現れます。

症状が強く出た場合は、薬剤が接触していない部位まで発疹や痒みがひろがり、目が開けられないほど腫れ上がるなど、蕁麻疹のように皮膚の柔らかい部分に症状が広がっていくこともあります。

今までは何のアレルギー反応も起こらなかった方が、ある日突然アレルギー体質になることもあります。

そして、1度アレルギー反応が起こると時間が経ってからも同様の症状がみられるようになります。

少しでもアレルギーへのリスクを減らすために、体質に変化があった時にはパッチテストを行う、ヘアカラー剤の塗布時間を守る、洗い残しのないように洗髪する、染め直しはしないなど、体や頭皮にかかる負担を最小限に留めることが大切です。

ヘアカラーによるアナフィラキシー・ショックの報告もありますので、十分に注意してください。

お洒落や身だしなみのためと思っておこなったヘアカラーで、重篤な状態になっては意味がありません。

他人事と思わず、自分にも起こる可能性があると考え、慎重に行動しましょう。

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