AGA治療

フィナステリドとデュタステリドの違いは?効果や副作用を解説

AGA治療

「フィナステリドとデュタステリド、なにが違うかわからず、どちらを選んだらいいかわからない」と悩み、AGA治療になかなか踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

本記事では、フィナステリドとデュタステリドを比較しながら、効果や副作用の違いなどについて解説します。それぞれの違いを理解し、自分に合った薬を選んでAGA治療を進めてください。

フィナステリドとデュタステリドの違いは?

フィナステリドとデュタステリドの違いは、得られる効果と範囲が異なります。具体的な効果の範囲と期待できる効果は、以下の通りです。

 フィナステリドデュタステリド
効果の範囲5αリダクターゼⅡ型を阻害する。Ⅱ型は前頭部や頭頂部に分布しているため、この範囲で効果が得られる。5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型と酵素を阻害する。Ⅰ型の範囲である側頭部や後頭部に加え、Ⅱ型の範囲である前頭部や頭頂部でも効果が得られる。
得られる効果5αリダクターゼⅡ型と呼ばれる酵素を阻害し、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの生成を防止する。5αリダクターゼⅡ型に加えてⅠ型を阻害し、ジヒドロテストステロンの生成を防止する。

5αリダクターゼとは、人間の体内に存在する還元酵素のひとつです。この酵素が男性ホルモンの一種「テストステロン」と結合することで、「ジヒドロテストステロン」というAGAを発症させる原因のホルモンを生み出します。

5αリダクターゼはI型とⅡ型があり、それぞれ体内で存在している箇所が違いますが、テストステロンと結びついてジヒドロテストステロンを発生させる点は同じです。

フィナステリドの場合は、前頭部や頭頂部における薄毛の進行を抑制する効果が期待できます。一方で、デュタステリドは、フィナステリドの範囲に加え、側頭部や後頭部における薄毛の改善が期待できるでしょう。

デュタステリドの特徴

デュタステリドはもともと、1994年に前立腺肥大症の治療薬として開発が始まり、2009年に日本で前立腺肥大症の治療薬として認可されました。その後、AGAの治療効果があることも認められたため、2015年に日本でAGA治療薬として認可されています。

 デュタステリドの効果が出るまでの期間

デュタステリドを服用後、効果が出るまでの期間は、6ヶ月程度といわれています。そのため、最低でも6ヶ月は服用を続ける必要があります。一方で、AGAの進行が軽微な人の場合は、3ヶ月程度で効き目が出る場合もあるでしょう。

 デュタステリドの服用方法

デュタステリドは、1日1カプセルを服用してください。飲む時間帯に制限はなく、食事による影響は受けないとされているため、食前・食後どちらでも問題ないといわれています。

ただし、服用する際は、時間を決めて毎日同じ時間帯に服用することが望ましいとされています。毎日同じ時間帯に服用することで、デュタステリドの血中濃度が一定に保ちやすくなるためです。また、毎日同じ時間帯に服用することで習慣化しやすくなり、飲み忘れ防止の効果も期待できるでしょう。

 デュタステリドの副作用

デュタステリドを服用すると、以下の副作用が発生する可能性があります。

  • 勃起不全や性欲減退などの性機能障害
  • 乳房障害
  • 肝機能障害
  • その他(気力の低下やうつ症状など)

勃起不全や性欲減退などの性機能障害は、低確率で発生する可能性があるとされています。男性で子作りを検討している人は、男性機能障害により、不妊につながる可能性があるため、服用を控えたほうがよい場合もあるでしょう。

また1%未満の確率で、乳房不快感・乳房痛・乳頭痛・女性化乳房などの乳房障害が発生する可能性もあります。

まれに、肝機能を測定する際の数値であるAST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇などを伴う肝機能障害が起こる可能性があります。これらの数値が上昇すると、肝機能異常と診断されます。定期的に血液検査を行い、肝機能の数値を確認しておくことが望ましいです。

ほかにも、気力の低下やうつ症状が起きる場合もあります。アレルギー反応として蕁麻疹が出ることもありますが、いずれも発現率は低いとされています。

また、人によっては、デュタステリドを服用している初期の頃に髪が抜け始める「初期脱毛」と呼ばれる症状が起こるかもしれません。これは健康的な髪が生える頭皮環境に変わりつつある兆候であり、一定期間経つと治まるため、心配する必要はありません。

それぞれの副作用が強く出た場合や副作用が続く場合は、速やかにクリニックを受診し、専門医に相談しましょう。

関連記事:デュタステリドの副作用は?効果や飲み方、注意点をわかりやすく解説

フィナステリドの特徴

フィナステリドはもともと、1992年に前立腺肥大症の治療薬として開発され、2005年に日本でAGA治療薬「プロペシア」として認可されました。デュタステリドよりも日本国内での認可が早い治療薬として広まっています。

 フィナステリドの効果が出るまでの期間

フィナステリドの効果出るまでには、半年ほどかかるといわれています。しかし、AGAの進行状況によって効果が出るまで1年ほどかかってしまうケースもあります。効果が出ないからといって自己判断で服用を中断すると、AGAの症状が進行してしまうため、根気よく治療に臨むことが大切です。

 フィナステリドの服用方法

フィナステリドもデュタステリドと同様に、1日1カプセルを服用してください。服用時間に制限はありませんが、毎日同じ時間帯に服用するようにしましょう。

AGA治療薬を服用する際に大切なことは、継続して薬を服用することです。自分のライフスタイルに合わせて最適な時間を選び、毎日薬を服用しましょう。

 フィナステリドの副作用

フィナステリドを服用すると、以下の副作用が発生する可能性があります。

  • 勃起不全や性欲減退などの性機能障害
  • 肝機能障害
  • 初期脱毛
  • その他(むくみや黄疸)

低い確率ですが、勃起不全や性欲減退などの性機能障害が発生する可能性があります。また、気分が落ち込み、吐き気や食欲不振につながるケースもあるでしょう。まれに、AST(GOT)、ALT(GPT)、ビリルビンの上昇などを伴う肝機能障害が起こる可能性もあります。定期的に血液検査を行い、肝機能の数値を確認しておくことが望ましいです。その他の副作用としては、全身の皮膚や白目の部分が黄色くなる黄疸やむくみなどの変化が発生する可能性もあります。

また、人によっては、フィナステリドを服用している初期の頃に髪が抜け始める「初期脱毛」と呼ばれる症状が起こる場合もありますが、一定期間経つと治まるため、心配する必要はありません。

AGA治療において、薬の副作用が出てしまうことは、ある程度理解しておく必要があります。ただし、医師の説明以上に副作用が強く出る場合や、副作用によって生活に支障が出る場合など、異常を感じたら速やかにクリニックを受診し、専門医に相談しましょう。

フィナステリドとデュタステリドどっちがいいのか

結論から言うと、フィナステリドとデュタステリドは効果範囲が異なるため、人によってどちらがいいかは変わります。AGAの進行範囲がどこまでなのかによって選ぶ薬が変わるため、薬を選ぶ際は専門医に相談してください。

デュタステリドの服用がおすすめの人

デュタステリドの服用がおすすめの人は、5αリダクターゼⅠ型の範囲である側頭部や後頭部に加え、Ⅱ型の範囲である前頭部や頭頂部にまでAGAが進行している人です。クリニックの専門医に診断してもらい、AGAの進行具合を確認して、服用するか判断しましょう。

フィナステリドの服用がおすすめの人

一方、フィナステリドの服用がおすすめの人は、5αリダクターゼⅡ型の範囲である前頭部や頭頂部にAGAが進行している人です。もしAGAがⅠ型の範囲である側頭部や後頭部に進行した場合は、デュタステリドに切り替えることもおすすめです。

ただし、切り替えを検討する際にも、専門医師の診断を受けてから行いましょう。

まとめ

デュタステリドは、5αリダクターゼⅠ型の範囲である側頭部や後頭部に加え、Ⅱ型の範囲である前頭部や頭頂部にまで進行しているAGAを抑制します。一方で、フィナステリドは、5αリダクターゼⅡ型の範囲である前頭部や頭頂部に進行しているAGAを抑制します。それぞれ効果の範囲が異なるため、服用する際は、専門医に相談してください。

それぞれの薬の効果が出るまでの期間や服用方法は同じですが、主な副作用は異なります。どの薬を選択するかは、医師の判断のもと、行いましょう。

Dr.AGAクリニックは、初月980円から薄毛治療が始められるため、比較的コストを抑えて治療が始められます。また完全個室で治療が行われるため、他人に治療していることを知られずに治療しやすいのが特徴です。

もし、治療効果が得られなかった場合は、全額返金保証制度を利用できます。

また、オンラインカウンセリング・オンライン診療も行っています。仕事などで忙しい人や、身体が不自由で外出できず、なかなかクリニックに通院できない人にもおすすめです。薄毛を改善したい人や薄毛で長年苦しんでいる人は、ぜひDr.AGAクリニックでカウンセリングを受け、治療を受けてみましょう。


この記事の監修医師
総院長

Dr.AGAクリニック総院長 坂口海雲

H21 大阪市立大学医学部 卒業
H23 大阪市立大学循環器内科 入局
H23 ベルランド総合病院
H24 川崎病院 臨床助教
H25 大阪市立大学病院
H28 福島吉野スマイル内科・循環器内科 開院
R2  Dr.AGAクリニック 総院長就任

error_outline 当サイトのコンテンツはDr.AGAクリニック総院長 坂口海雲の監修により運営されております。