亜鉛の効果

AGA治療では、サプリメントの服用によって治療効果をより良いものに高めることができます。

当院で処方している“亜鉛”もその一つです。

亜鉛にはミノキシジルで生やした髪の毛をより強く、太く成長させる働きがあります。

髪の毛が薄く・細くなってくると、パサパサと乾燥してまとまらない髪・ヘアセットを行っても髪の毛が上手く立ち上がらないなどの弊害が出てきます。

そこでAGA治療中の患者様に、内服薬と一緒に亜鉛を摂取して頂くと発毛効果に加え、髪の毛がツヤやハリを持って生き生きと成長するようになります。

髪質改善というと大袈裟なのかもしれませんが、それほど髪の毛の質が変化しているように見えます。

逆に、亜鉛を摂取していない患者様の場合、発毛効果はあっても著しい髪の毛のツヤやハリは感じられません。（発毛効果によって髪の毛が太くなることはあります。）

その他、亜鉛には抜け毛の原因物質であるジヒドロテストステロンの抑制をする効果があると言われています。

フィナステリドを服用すると５aリダクターゼを抑制させることは出来ますが、

作られてしまったジヒドロテストステロンを抑制することはできません。

亜鉛を摂取することで、ジヒドロテストステロンの抑制が可能になれば、治療効果を最大限にすることができると言っても過言ではありません。

亜鉛で髪の毛を生やす事も、抜け毛を抑制させることもできません。

しかし、亜鉛を摂取することで大きなプラスの変化が期待できることは事実です。

AGA治療中の患者様は特に積極的に取り入れていきましょう。