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熱中症に気を付けよう!

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梅雨が明け、今年も例年の記録的猛暑の気温を更新しそうな暑い日々が続いています。

皆さん、夏バテや熱中症対策は十分でしょうか。

熱中症は、暑い夏の日だけではなく、湿気の多い場所、風通しの悪い場所でも起こる事があります。

熱中症は軽度の物から重度に至るまでいくつかの段階がありますが、重度になればなるほど、入院の必要が出てきたり、後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ります。

熱中症は重症化したり処置を始めるのが遅くなったりすると、場合によっては脳や脊髄などの中枢神経、肝臓、腎臓、心筋、肺などの様々な臓器に障害を起こし後遺症が生じてしまうことがあります。

これは高温による細胞への障害のほか、体温上昇によって体内の水分が減少し、臓器に十分な血液が行き渡らなくなるためです。

命を脅かすほどの病気を発症した場合、髪の毛が抜け薄毛になる可能性があります。

体は、命に関わる臓器を優先して生命維持のために働いています。

重大な疾患や病を患った場合、髪の毛が命より優先されることはありません。

ニュースなどでも、コロナの後遺症で髪の毛が抜けるという報告が相次いでいますが、根本的な原因は解明されていないものの、命を脅かすような疾患や感染症にかかった場合、体の機能低下や患者自身のストレス、栄養不足によって髪の毛が抜けるというメカニズムがあるともいわれています。

熱中症も同様に、患者の体力を奪い、後遺症までも残す恐れのある疾患です。

遺伝的要素がある方でも、無い方でも、重症化することによって薄毛を招く可能性があることを覚えておきましょう。

次の記事では、熱中症になるメカニズムについてご紹介致します。

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