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高カリウム血症の原因

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高カリウム血症は、下記のような問題が同時に発生することで起こりやすくなります。

・腎臓からカリウムを十分に排出できなくなる腎不全や腎疾患を発症した時

・腎臓から正常なカリウム排出を妨げる薬を服用した時

・カリウムを多く含む食事を過剰に摂取した時

・カリウムを使用する治療を行った時

・細胞の崩壊が起こる疾患を患った時

本来のカリウムの効果として、最も有名なのは浮腫を取る作用です。

カリウムが多く含まれている食品を摂取することで、体内に含まれている余分な塩分(ナトリウム)を体外へ排出する効果があることから、血圧を下げる効果もある代表的な栄養素だともいわれています。

カリウムは体内に存在する量がもっとも多いミネラルであり、肝や筋肉の細胞の中に多く存在しています。

血液中のカリウム濃度が3.5mEq/L以下に低下した状態を低カリウム血症といい、

血液中のカリウム濃度が5.5mEq/L以上になると高カリウム血症と診断されます。

誤解してしまうかもしれませんがカリウム自体が腎臓に悪いのではなく、腎障害がありカリウム数値が上昇して不整脈などの症状を起こすことが問題であると理解しておくことが必要です。

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