フケには大きく分けて脂漏性と乾燥性の2種類があります。
脂漏性
皮脂の過剰分泌により頭皮や生え際、顔面などにできる湿疹です。
整髪料が十分に洗い流せていなかったり、常在菌のマラセチア菌の増加が原因に挙げられます。
乾燥性
頭皮の乾燥により触れただけでパラパラと落ちる薄くて細かいフケです。
シャンプーのし過ぎや生活習慣の乱れ、乾燥肌の方に多く見られます。
フケ対策
・頭皮の保湿
髪を濡らす前にブラッシングし、シャンプー前にお湯ですすぎましょう。
洗浄力が優しいシャンプー、保湿力が高いトリートメントの使用をお勧めします。
シャワーの温度を38℃~40℃に設定し、ドライヤーと髪(頭皮)との距離も近付け過ぎないよう気をつけましょう。
※使用しているシャンプーが肌に合っていない可能性もあります。
シャンプー、トリートメントの見直しをしてみるのもお勧めです。
・頭皮のターンオーバーを整えるために、たんぱく質、ビタミン、ミネラル中心にバランスのよい食事を心がけましょう。
自らフケを剥がしてしまう事でさらにターンオーバーが乱れ、炎症を起こしたり状態が悪化してしまう恐れがあります。
気になる場合には皮膚科に相談し、お薬を処方してもらいましょう。
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