厚生労働省の報告によると、スギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると報告されています。少なくともスギ花粉症はアレルギー性鼻炎全体と共に増加していることは明白であり、注意が必要です。花粉症の対策として、症状を緩和させるために大切な事は、花粉を体内に入れない事になります。
今回は花粉症の対策方法をご紹介します。
【花粉症用のマスクやメガネ】
正しく装着することで、7~8割の花粉の侵入を防ぐことが出来ます。
・顔のサイズに合ったマスクをすること
・ノーズクリップを鼻の形に合わせる
・鼻から顎までマスクで隠れるようにする
・くしゃみや鼻水で汚れた時は直ぐに交換する
マスクだけではなく、花粉用のメガネも侵入を防ぐ効果があるので外出の際は付けてみましょう。
花粉は気温が低く湿度が低い日や、風の強い日、前日雨が降った日などは飛散しやすいため、その日の外出を避けるのも効果的です。
マスクや花粉用のメガネでは100%花粉を防ぐことが難しいので、洗眼薬や鼻うがいで、粘膜についた花粉を取り除くことも花粉症対策としては効果的になります。
また乳酸菌は腸内環境を整える働きのほかに、免疫細胞のバランスを整える働きがあります。免疫機能が正常に働くことで、花粉症特有のアレルギー症状の発生を抑えられる効果が高まります。そして食物繊維をとることも免疫力を高める効果に繋がります。
花粉症は日本人の約20%以上が発症していると言われており、毎年人数は増加しています。
一度発症してしまうと、治療は難しく、さらに完治は難しいと言われています。
花粉シーズンに適切な対応、対策をすることで症状を緩和させることが出来ます。
免疫力を高めるように生活習慣を見直し、花粉症が発症する前に対策をしておくことを意識しましょう。
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