医療情報

通風とは

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痛風とは、尿酸という物質が関節の中で固まって結晶になるために起こる関節炎を主な症状とする疾患です。

関節炎は突然起こるので、痛風発作と呼ばれることもあります。

私たち人間の体にはプリン体という、生きていく上で欠かせない物質があります。

プリン体は遺伝子にも含まれる物質であり、エネルギーの源でもあります。

痛風は、風が患部に吹きつけるだけで激しい痛みが走ることから痛風と名付けられたと言われています。

痛風の原因となる尿酸はプリン体が体内で分解されてできる物質で、血液中の尿酸の濃度が高くなり、7.0mg/dlを超えると高尿酸血症の状態となります。

この状態が長く続くと関節の中で尿酸が結晶化し、これを白血球が処理しようとする際に炎症を引き起こします。

正しい治療を行えば、これまで通りの生活を送ることもできますが、痛みを我慢して放置してしまうと、関節の激痛を繰り返し引き起こし、体の至る所に結節ができるなど、腎臓にも影響を及ぼすことがある病気です。

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